実機と変わらないいい音がします。ほんところころいい音がするのです。
ヘッドホンで聴くより、実際に音を出してみると実にいい音がします。
それでも実機から出る音は違います。Rhodes というのはh の形をした
2つの金属が音を響かせます。いわゆるピアノで言う鍵盤を叩いたときに
そりあがって玄をたたく機構です。弦は片一方が切れていますが、それが
響きます。その部分はトーンジェネレーターです。音をgenerate (発生させる)
部分です。それをより太い金属トーンバーに響きを伝えます。
その響きをコイルに伝えて電気信号に換えます。そこで初めて
音を取り出すことができるのです。その後はプリアンプで小さな電気信号を
増幅させて音が出るというしかけです。これはギターやベースのピックアップと
一緒です。
チックコリアさんでさえ、自前のローズの音は
サンプリングでとりこんで音源でならしているようですね。
たしかに実機のRhodes はデリケートです。
Youtube で修理をしているところを見ると、
それはそれでピアノと同じくらいの神経でもって
対処しないといい音が得られません。
一番最新のRhodes mark 7 でさえ、
調整を余儀なくされます。
ましてや スタンダードで34キロです。
でもどうですかね。これを読んでいるみなさんは
実際のローズならライブを聴きにいってみたいでしょうか。
(もちろん演奏そのものがださいとどうしようもないですが・・・)
ご意見を聞かせてください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます