JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

秦琴という楽器の音色

2011年02月16日 | 楽器
弦楽器というのは特に、その弦が振動することによって
音を発しますので、弦の素材、またそれをこするための道具の素材によって
音質がかわります。
秦琴は絹でできた弦なので、非常につやのあるまろやかな音色で
飽きがきません。音が小さいらしいので、マイクで拾った音が
よけいに良い音に鳴るらしく、NHK のマイク本当にすごいのを使っているのでしょうが
AMラジオでも、ものすごくつやのあるいい音で流れていました。
後でCDの曲も紹介されていましたが、それよりいい音で鳴っていました。


深草さんが、番組の最後に 音をつくっていくところから 音楽がある
ということをおっしゃっていました。そのプロセスが音楽なのだと
なるほどそう思います。

僕も今、パンフルートを作る上で、音楽上もっと低音で風の音を意識した
新しい楽器を作ろうと思っています。

高音は今持っているパンフルートでも十分ですが、もっと風きり音を意識した
枯れた感じの音色を求めています。

そういった音色のパンフルートを使い分けながら音楽づくりをするのも
ありかな と思っています。

ちなみに僕の使っている MASSIVE これはシンセですが、この中に
HARPOLODIC という音源があるのですが、人工的な音ですが、
秦琴に似ているのです。
今少し波形をコントロールすることで
良い音色を作ることもできます。

とても、自然な楽器にはかないませんがそれも求める音であるなら
これも、音づくりのプロセスだと思います。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿