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イパネマの娘 考察 カルロスジョビンの技

2012年02月08日 | 音楽雑感

イパネマの娘は インスツルメンツだと普通は

Fが基本です。先日買った手持ちの楽譜(カフェで流れるボサノバピアノ集:ドレミ出版)

をさがすと、イパネマの娘ありました。原語は garota de ipanema っていうんですね。

おそらく garota   = girl  語源的には同じでしょうね。

 

一つは Dメジャー と もう一つは E♭です。

女性の音域からすると、Fから全音下げた  E♭が普通だそうです。

道理で、小野リサさんのイパネマの娘は E♭ですね。

特に転調する所が味噌です。

G♭△7→B7→F♯m7→D7 この進行がカルロスジョビンの真骨頂ですね。

さらに、

Fならば、第4音はBフラットですが、リディアンスケールをつかうことで

良い感じになります。

 

次の説明は大人のためのジャズ講座から引用しました。(ありがとう。)

 

リディアンスケール

ダイアトニックスケールとは、ルートがCの場合の
白鍵のみで構成されるスケールのことを言います。

このダイアトニックスケールを完全4度の音程から始めた
場合に出来るスケールをリディアンスケールとよびます。

下の譜例は、ダイアトニックスケールを完全4度から始めた場合のスケールです。

ジャズピアノ リディアンスケール

これを使うのですね。

 

 

 

 


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