JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

8月16日、墓地で思ったこと

2011年08月16日 | 日々感じること
墓地に行くとなぜか、気がしゃんとする
草取りをしながら汗を流していると、

夏を頭から浴びているかんじで、その暑さを
じっくりと味わえる

蝉の鳴き声も、熱い風も,吹き出す汗もなにもか
夏だからこそ味わえる

自分が夏の風景になった気がする瞬間がある

そして、ふと我に返る 

過去の映像や音が一斉に
自分の頭をよぎる

思い出が一陣の風に吹かれて、空高く舞い上がる

このようにして
思い出はいつしか空に上がり、そして消える。

今時分がこの燃える空気のなかに
いて、汗を書き、労働する

ありがたいと思う

活きていることが、

ちっぽけな存在が

その瞬間が

ありがたいと思う

こうして

生きていることが

不思議に思う

しんとした墓地

多くの死者が眠る

墓地で

汗を垂らし労働する

自分を見つめる

そして腰を上げ空を眺める

青い、まぶしい空

すべては

暑い青い空気につつまれて






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