このピアノ広場で
ベーゼンドルファーを使って
ライブをしてるのですが、
早いもので4年が経ちます。
毎年4月に入って、暖かくなると、
イベント目白押しでその一つとして、
ピアノデイがあります。
何人かのピアニストが演奏をする
イベントです。ぜひ聴きに来てください。
ここのピアノ広場の
ピアノが実にいいのです。
ベーゼンドルファーは
ピアノのポルシェとは
よくいったもので、
まさに手作りの味ですね。
室内楽に向いている
ベーゼンドルファーの
設計が、木質部で響きが出るように
木質部に直接弦のピンを打っているからです。
YAMAHAやスタインウェイは
剛性の強いフレームの中で
音を遠くに届けるのは
いいのですが、
木部全体で音をひびかせる
という意味では、
ピアノの設計志向が
全く違います。
鍵盤というのは、ハンマーの
メカニズムを生かすために
どんなピアノも同じ
物理的機構を使っているのですが、
ベーゼンドルファーは他とは
大きく違います。
弦を支えるピンを木部に埋め込んでいるのです。
楽器というのは
かならず人と接触して音が
立ち上がってきます。
ギターやウッドベースであれば、
弦をはじく、弓で弾く、
かき鳴らす。
ピアノで言えば、
弦を直接叩く鍵盤が
マンマシンインターフェース
の重要な部分なのです。
最終的に演奏者に届いてくる音と
タッチ感が連動しているので、
そこにピアノ本来の
個性が現れるのです。
ぼくはスタインウェイも好きですが、
やはりベーゼンドルファーを
愛していますね。
いずれにしろ、このピアノに恥じないように
演奏をしたいとつねづね思っています。
昨日も、ここでライブが有りましたが、
色々反省する点が多く、
自分の教室に帰って
グランドピアノの前で
一人反省会をしていました。
当日演奏したスタンダード
(ビル・エヴァンスに影響を受けている)
を何十回とさらいながら録音をしてみました。
録音をしながら演奏を確認するのが、
自分にとっては、やはり最も勉強になりますね。
妥協しないで弾くというのは難しいです。
メインテーマはよくても、アドリブが
よくない、左手も、
思ったように弾けないなんて
当たり前、その中でなんとか録音したものが
昨日できましたので、
一度youtubeにあげますので、
また聞いてやってください。
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