JAZZ PIANO で行こう

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キース・ジャレット分析−1

2017年05月07日 | ジャズ・スタンダードを弾こう

今、スタンダードジャズでは名曲と

されるビクター・ヤング作曲の


STELLA BY STARLIGHT を練習しています。

そこで、参考にすべき

音源というと、やはりその

芸術性の高さから言えば、

キース・ジャレットでしょう。 


ぼくのiMacの中のituens にはエディ・ヒギンズの

STELLA BY STARLIGHTが入っています。

比較するのも気の毒なくらいヒギンズの演奏が

軽いのです。ヒギンズの演奏は辛口になりますが、

ラウンジピアノのレベルです。

レベルはプロですが、この程度の演奏なら

コード進行見て初見で弾ける程度です。

 

もちろんそういうヒギンズも日本では

けっこうファンがおりますので、

本当のことを言ってしまうと

非難轟々でしょうが・・・

(じゃ、お前弾いてみろ!

下駄や靴が飛んでくるかな)

 

ま、目指す演奏をどのレベルにするかは

個人的なことなので、

ま、独り言と思って

見過ごしてやってください。

 

キース・ジャレットの演奏の何がいいかというと、

トリオに入る前のキース・ジャレット独特の

メロディーの解釈でしょう。

コード進行をあえて変えちゃってます。

トリオになると、オーソドックスなコード進行にもどりますが、

その辺が、普通の演奏と違うところです。

ま、STELLA BY STARLIGHT ってわかれば

何でもありです。

美しければいいのです。

 

絵画で言えば、写実主義に対して

キュビズムや印象派がやったように

目の前の光が

脳に入ってどんなフィルターがかかるか

そこが面白いわけで

自分の個性をしっかり出したもん勝ち

なんじゃないかと思います。

 

ということで、STELLA BY STARLIGHT

をどこまで料理できるかが

今後の課題です。

 

録音ができたらまたアップします。

 

 

話がヒギンズにそれてしまったので、

分析は次回から

まじめにやります、ハイ。

 


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