JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

jazz playerは健康管理が大切

2013年11月29日 | ピアノ

太宰治でもデカダンの時代背景というのはあるもので、時代背景はおおいに

個人のムードを作り出すわけで、JAZZの歴史の中で最も輝いていた時代が

最も個人のプレイヤーが病んでいた時代でも有るわけです。マイルス・デイビスしかり、

彼のような聡明なミュージシャンがなぜ麻薬に手を出すのか、

これは和歌山が生んだ天才・南方熊楠が日記にも書いていますが、

天才だからこそ、脳がフル回転しだすと止まらないのです。ブレーキが効かない。

アクセルを戻しようにも、戻せない状態、それならガソリンタンクに不燃材でもいれるしかない

そんな発想でしょう。彼らが性格的に弱いのではないのです。まさにそれを止めるには

酒や麻薬しかないのです。彼らはいわば我々が想像できない世界に生きていたわけで

酒や麻薬は体に良くないよなんてメッセージは全く意味を成さないのです。

僕はおそらく相当体が敏感なので、お酒はいくらでも飲めますが、(体質的にという意味で)

お酒はときどきブランデーのきついやつを10mlくらい舐める程度です。

葡萄の香りが鼻を抜けていくのを楽しむ程度です。例えば薬のマイシンやビタミン剤を飲むと

体中に回っているのが感じるので、薬が入った状態はやはり違和感があります。

だから、酒もタバコもたしなんだことはありますが、今はまったくやりません。

化学物質が体を回っているだけでものすごい違和感があるので、あまり好きではないのです。

シラフの状態でもピアノを弾いたり、ハーモニカを半時間ぐらいガンガン吹いていると

興に乗るとかなり集中している時があります。良いフレーズが老けた時は脳内にドーパミンがパーッと

出る感じがあります。そういう状態は好きです。

とくにピアノを弾いているとイメージが凄く湧いてきます。この状態は好きです。

なんでも飛び込んでくるという状態にもあります。いわゆる憑依されてもいいよという

状態。そういう状態を作り出すにも体力が必要です。

楽器を演奏するというのはいわばフィジカルな要素が高いので

良い演奏は良いからだから生まれることは間違いないです。

グレン・グールドのような弾き方でも、あえてそういう弾き方がフィジカルとして

あっているならばどんな格好でもいいでしょうが、とにかくフィジカルの鍛錬が必要です。

最近ちょっと自転車に乗ってもすぐ疲れるので、今日から体力づくりに

温水プールに行って2時間ほど泳ぐことにしました。

演奏はまず体作りから ですね。

 

 

 

 


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