教室の1日の定員6名と決まっておりますので、ここ1年紹介以外並びに再び復帰以外の生徒募集は行っておりませんでしたが、生徒さんの一名はフランスへもうお一人は体調を壊したため一時脱会したため、本当に久々に二名募集することになりました。
現在子供教室(小学生以下)の募集はお行っておりません。
なぜなら絵画(美大受験・画家やデザイナー志望やデッサンから絵を学びたいという一般の方)の基礎になるデッサン(美術史)から始まる教室だからです。
教室は三階ですが、二階が画廊兼レストランですので、画家の作品や生徒さんの作品もて展示してありますのでご覧いただけます。
特に将来artで仕事をしたい方はしっかり基礎を学んでください。
教室はお気軽にアポを取ってください。
アトリエバラ美術教室・担当江原
027-232-2385
アンドリュー・ワイエス -創造への道程-
会期 2008年11月8日~12月23日
会場 Bunkamuraザ・ミュージアム(東京都・渋谷)
で9年前に開催されていて、このワイエス展の前の英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠
ジョン・エヴァレット・ミレイ展を見に行きチラシをもらってきたことを覚えています。
今回日曜美術館で紹介された「ワイエスの描きたかったアメリカ」を見て現代アートを代表するアメリカであっても、今またアンドリュー・ワイエスの展覧会に大勢の人が集まるという現実を見るとまさにアートの世界も古典の世界に人種を問わず、世界の人々たちがアートに求めているのは誰もが見て、わかりやすい世界。すなわち写実の世界へと大きく動いています。
ワイエスと言えば著名な挿絵画家を父に持ち子供の頃から徹底的にデッサンを習得させられたという経歴の持ち主。ワイエスを知らない人たちでも「クリスティーナの世界」という作品はとこかで見たことがある作品のはずです。
このところフランスに行っても長蛇の列を作るのがルーブルそしてセーヌ川を隔てて印象画の殿堂オルセーもちろんこちらも並びますがルーブルの勢いは到底ありません。現代芸術のポンピドゥー・センターには活気がありません。
今の世界はいつ何が(大戦)が起こってもふしぎてはない状態が続いています。
人類が今求めているアートはしっかりとしたデッサン力を基礎に誰にでも見てわかるアートを求めています。
ピカソはアートで戦争を止めようとゲルニカの製作に励みました。しかしそれはものの見事に失敗をしました。
相手が悪かったですね。
ピカソのような絵画を一番嫌いとしていたヒットラーには余計に火に油を注いだだけだったかもしれません。
若きヒットラーも画家を心ざしたが見事に画壇からの酷評でドイツに行き結果あのような歴史が生まれてしまったのです。
いつの時代でも「タラレバ」は存在しません。
一秒先は何が起きてもおかしくないのです。
それを知るのに最も良い勉強は絵画でしょう。
人類40,000年前の洞窟壁画から始まり今なを書き続けられている絵画こそ人類が後世に伝える「言語」だからです。
世界の美術館を尋ねても、解説文はそれぞれの国の言葉で表されても、それぞれの作品が語りかけてくれます。
鉛筆の石膏デッサン7点桜の淡彩粘土による立体造形、油彩の静物画・模写がフェルメール・そして最後がルブランで課題はひとまず終了。
しかし今現在はほとんどの生徒さんはカルトンに木炭デッサンをやってからそれぞれの自作に入っているのが普通になりました。
真下さんはいよいよ鉛筆デッサンが終えて油彩に入る前に透明水彩で下絵を検討中です。
絵画を指導してい40年これはすべての仕事に通じるものですが、生徒さんの共通点は忍耐力です。
あっと気がつくと10年立っている生徒さんも大勢います。
100年後、200年後に残せる作品を製作している姿勢を見ていると指導者冥利につきます。
今日も2時より日曜教室の生徒さんたちが2時より見えます。
教室は各自の戦場になります・笑
伊勢崎からかよつてくる藤倉さんも現役のデザイナー美大では油絵を描いて田舎つたので基礎のデッサンから・・
(生徒さんの半数以上は市内ではなく30分から1時間かけて通って見えています)
現在も現役グラフィクデザイナ三名(美大卒)の人たちもやはりデッサンを復習で描かせると一年と少しで油絵の入門にたどり着きます。藤倉さんも一年と一ヶ月最後の円柱が終わり、足の石膏が終わり残り腕のデッサンが終わると春には油彩に入ります。
たくさんの方から入会のお問い合わせをいただきますが、カルチャーではなく、少人数制の上に退会される方は特別の事情の方しかおられませんので平均して7〜8年です。10年以上の方は半数以上といった状態なので新規に入会枠が空くことは滅多にありませんのでお問い合わせの方にはご迷惑をおかけします。
エジンバラ(次女のファミリのある町)まで行ったからには、世界の名門コース全英オープンのセントアンドリースに行かなくてはお話になりませんw
テレビで中継を見るのと本場のコースは全く違います。
さすがゴルフの発祥地。芝もコースも言葉では言い表せない素晴らしさ・・
イギリスのエジンバラから戻って丁度2週間が経ちました。旅先で疲れで色々アクシデントもありましたがどうにか時差ボケも収まり普通の日常が戻ってきました。
写真は町の中心に立つエジンバラ城。
まさに旧市内は400年前のハリーポッタの世界でした。
今年アトリエに入会した28歳の男性。本来デッサンから入るのですが入会時に桜の季節でしたので日本画の技法を勉強。そして三年に一度の紙粘土のりんご製作に突入デッサンを後回しになりましたがこの半年、 桜の花とりんごの立体デッサン国労様でした。
入会して三年と五ヶ月デッサンが終わり二作の静物画の油彩を終えすべての生徒さんが始めて油彩三作目に挑むのは模写のフェルメール「真珠の首飾りの女」(昔はカラバッジョの作品が多かったですが)本人の新居さんは今少し描きたいようですがひとまず終了です。次はエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランの「麦藁帽子をかぶった自画像」に挑戦です。
鉛筆デッサン(木炭)を一通りおえて、二作の静物画の油絵によるデッサンを終へ三作目はフェルメールの真珠の耳飾りの少女の模写です。
山田さんお疲れ様でした。
桜井さんお疲れ様でした。
次の模写はル・フランの自画像の中から選ぶ予定です。
昨日の教室でモデル犬としてパピヨンのラブリーが加わりました。
1年と八カ月でようやく落ち着きが出てきて被写体になるようになりました。
ベテランのイングリッシュ・コッカのレディーさんです↓。
今年もよろしくお願いします。
瀬戸内海で記念撮影
昨年伊豆の土肥温泉に出かけた時の富士山です。
今年は海外に二度出かけなくてはなりません体調を整えるためにジムにでもか呼ばねばと思う年の初めです。
この所新聞でアトリエバラ美術教室の紹介をしていただいてから連日のようにお電話のお問い合わせをいただいておりますが、現在教室では1名~2名ほどの入会枠がしかありません。