中央アフリカで反政府勢力が首都を制圧し、フランスは300人規模の部隊を派兵した。フランス軍部隊のマリへの派兵も3月中に撤退開始するはずだったが、4月下旬までずれ込んでいる。 先週はキプロス支援問題が注目されていたが、欧州最大の問題はフランスであろう。経済的にはドイツに及ばないが、EUはフランスとドイツの協力があってこそ成立した。対外介入でフランスの財政が疲弊すれば、キプロス問題などとは比べ物にならないほどの大きな衝撃になるだろう。