投資家の目線

投資家の目線636(大阪環状線から103系撤退)

 10月で大阪環状線から103系撤退し、新型の323系に代わる(「旧国鉄時代からの「大阪の象徴」10月で引退へ」2017/8/31読売新聞)。323系は『国鉄時代の車両よりも消費電力を3割削減して「省エネ化」を図り、電気機器や保安装置などを二重系化し、1つの機器が故障しても運転が継続できるように改良』(『通勤路線で異例、3ドアに減らし統一…JR大阪環状線「323系」正式発表 国鉄車両すべて置換』 - 産経ニュース2014/12/8)されているという。旧型車両の引退で電力消費量が減少する。東日本大震災で関西の電車の運行本数減の原因だった消耗品の直流電動機ブラシ(「鉄道業界が怯える消耗部品の調達難、JR西に続く運行本数削減はあるか【震災関連速報】」2011/3/25東洋経済オンライン)も不要になり、メンテナンスの手間も省ける。

 先の読売の記事で、「10月以降は阪和線や大和路線、JR九州管内の筑肥線など全国で約50編成(約180両)となる」と書かれている。しかし、阪和線の本線は7月末で103系の定期運行はなくなり、残る羽衣支線の3両編成の運行も間もなくホームの4両編成対応工事の完成でなくなるだろう。

 省電力の観点から、新型車両への置き換えは支持される。
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