前回のプリント基板制作では、リカバリしたものの、凡ミスがあった。このブログを見たPCBWAYの担当者さんから「再挑戦しませんか。支援しますよ」という連絡があり、私もリベンジしたいと思っていたので、お誘いに応じることにした。
修正は、部品の配置を見直して、抵抗を2本を追加するだけなので難しくない。ただし、チェックは念入りに行った。
注文のためにPCBWAYのサイトを見たところ、”KiCad Open Source Design Contest”の募集(4/2-6/2)を行っているのに気が付いた。
PCBWAYでは、ユーザーによるPCB(プリント基板)設計の成果を共有するための”共有プロジェクト”を実施している。
”共有プロジェクト”では、定期的にコンテストを実施していて、丁度、今が募集期間になっている。入賞者には賞金が授与されるとあったが、こちらは参加賞の”Pi Pico”を狙うことにした。大急ぎで、再注文し、PCB上での動作を確認して応募すれば間に合うと考えた。
PCBの注文時に、PCBWAYの担当者さんに連絡したところ、なんと費用の全額をアカウントに入金してくれた(感謝です)。
PCBの注文時に、PCBWAYの担当者さんに連絡したところ、なんと費用の全額をアカウントに入金してくれた(感謝です)。
修正版のPCBは、注文から7日目に到着、PCBが設計通りであることを確認後、早速、部品の実装にとりかかる。その翌日、動作にも問題がないことを確認できたので、ひとまず安堵。いよいよ、コンテストへの応募に着手である。
コンテストには、応募サイトから以下の物を登録する必要がある。
- 簡潔な説明文(英語、140字以内)
- ガーバーデータ(基板の設計データ、KiCadで出力)
- 説明文(英語、簡単なエディタがある)
- 実物の写真
- 回路図(KiCadにて作成済)
- プログラム(GitHubに登録されていたライブラリのサンプルを改修)
- 部品表(KiCadで作成)
- 使用した設計ツール(KiCad、Arduino IDE)
プログラムについては、ライブラリのサンプルがArduino pro mini対応であった物を、Pi Pico対応に改修し、若干の機能追加した物をGitHubに登録した。
既に、”共有プロジェクト”に公開されているので、応募の審査はパスしたようである。
なお、今回の成果は、埃避けのアクリルケースに収容し、受信性能の確認中である。