土曜は「着物好きのための日本酒の会 」と題したイベントに参加。
もともとは「日本酒を楽しむ会」という自主的な集まりが母体となったこの会、私は着物のお直しでよくお世話になる和裁師みさこさんのお誘いで参加することになった。
実は私はお酒の味は好きだけれど弱いと、昼間からお酒を飲むのには性質が悪いのだけれど、全国のおいしいお酒をおいしいイタリアンで楽しめると聞いたら見逃すわけにはいかない。実際、よく聞く純米とか大吟醸とか産地といったカテゴリーだけでなく、酵母の種類や貴醸酒といった年を重ねたお酒も登場し、日本酒の奥深い世界を垣間見ることが出来た。サブタイトルは「日本酒の楽しみ方いろいろご紹介」だったのだけれど、うーん、まさにおっしゃるとおり!
場所は千駄木の「tono;4122」というイタリアンレストラン。
ホームページを見ると、いろいろなお酒を楽しむ会を普段から開催されているようで、この日も、イタリアンながら日本酒にマッチし多種多様なお料理を提供してくださった。お酒だけ飲んだときは「?」だったのに、お料理といっしょに飲んだ瞬間、「おいしー!」と叫んだのは一緒に参加した私の同僚。ほんと、お酒もお料理もすばらしく、笑顔が絶えませんでした。
そんな会のメニューはというと・・・
【日本酒】
・大雪渓・特別純米冷おろし(長野)
・扶桑鶴・純米吟醸佐賀錦(島根)
・宗元・純米冷おろし原酒(石川)
・天寿・純米冷おろし(秋田)
・竹鶴・純米にごり(広島)
・睡龍・生もと純米(奈良)
・日置桜・八割ひき強力(鳥取)
・熟露枯・山廃純米原酒(栃木)
・華鳩・貴醸酒(広島)
■お料理
・前菜:じゃがいものジェノヴェーゼサラダ、サーモンのパテ、さんまのコンフィ、プロシュートディパルマ、キノコのクロスティーニ
・福島県産アオサと白魚のピッツァ
・三島雄町と栗のリゾット
・大七純米大吟醸酒粕に漬けた若鶏のグリル
・華鳩・貴醸酒の酒粕パン
・華鳩・貴醸酒の酒粕のジェラート
・・・お酒については全て今回、私には初お目見えの顔ぶれ。
殆どのお酒を冷やと熱燗で楽しむので、都合×二杯飲んだ計算だ。
酔っ払いの私は既に3つ目のあたりから「おいしー」としかわからなくなっていた(汗)。
主催してくださった利き酒師やお店のマダムが懇切丁寧に解説してくださったというのに・・・。(すみません)
以下、わずかな記憶をたどって覚えていることのメモ。
●最近、花を使った酵母を原料にしたお酒つくりが試されていて、このなかの「天寿」は「なでしこ」酵母を使っている。
●酒粕は、お料理をものすごーくおいしく、かつ新鮮なものにしてくれる作用あり!
このなかでいうと、若鶏のグリルは、「なにこれ?」というほど驚きのうまみがあった。ジェラートもパンも、確かにその通りの料理なんだけれど、普段食べているものとは違うおいしさ!
●酒米もリゾットなど、芯のある料理ならおいしく食べられる。リゾットは関西の「三島」でできる酒米をつかったものだったけれど絶品。
…ありゃりゃ。
結局、記憶に残っているのも、いかにおいしいかということだけじゃん→自分。
そうそう。「着物好きのための」と題しているだけあって、参加者の殆どの方はお着物姿。複数の男性がお着物姿でいらして席を同じくできるなんて初めて(お茶会のぞく)。すばらしい。
女性もそれぞれ個性たっぷりで、皆さんの着姿を眺めながら、「あ、今度あんな染めの帯がいいなあ」「やっぱり木綿は片貝か?」なんぞと、心のなかでは物欲がうずまいておりました。
<私は大島に型染の帯。帯揚げは桜の枝や葉で染めた自作のもの>
実はこのあと、歌舞伎夜の部を見に行ったのだけれど、一幕目の半分は、朦朧としてほとんど記憶にない。ああ、もったいない・・・。スケジューリングの失敗だ。
今度は心置きなくお酒を楽しめるよう、スケジューリングしよう。
もともとは「日本酒を楽しむ会」という自主的な集まりが母体となったこの会、私は着物のお直しでよくお世話になる和裁師みさこさんのお誘いで参加することになった。
実は私はお酒の味は好きだけれど弱いと、昼間からお酒を飲むのには性質が悪いのだけれど、全国のおいしいお酒をおいしいイタリアンで楽しめると聞いたら見逃すわけにはいかない。実際、よく聞く純米とか大吟醸とか産地といったカテゴリーだけでなく、酵母の種類や貴醸酒といった年を重ねたお酒も登場し、日本酒の奥深い世界を垣間見ることが出来た。サブタイトルは「日本酒の楽しみ方いろいろご紹介」だったのだけれど、うーん、まさにおっしゃるとおり!
場所は千駄木の「tono;4122」というイタリアンレストラン。
ホームページを見ると、いろいろなお酒を楽しむ会を普段から開催されているようで、この日も、イタリアンながら日本酒にマッチし多種多様なお料理を提供してくださった。お酒だけ飲んだときは「?」だったのに、お料理といっしょに飲んだ瞬間、「おいしー!」と叫んだのは一緒に参加した私の同僚。ほんと、お酒もお料理もすばらしく、笑顔が絶えませんでした。
そんな会のメニューはというと・・・
【日本酒】
・大雪渓・特別純米冷おろし(長野)
・扶桑鶴・純米吟醸佐賀錦(島根)
・宗元・純米冷おろし原酒(石川)
・天寿・純米冷おろし(秋田)
・竹鶴・純米にごり(広島)
・睡龍・生もと純米(奈良)
・日置桜・八割ひき強力(鳥取)
・熟露枯・山廃純米原酒(栃木)
・華鳩・貴醸酒(広島)
■お料理
・前菜:じゃがいものジェノヴェーゼサラダ、サーモンのパテ、さんまのコンフィ、プロシュートディパルマ、キノコのクロスティーニ
・福島県産アオサと白魚のピッツァ
・三島雄町と栗のリゾット
・大七純米大吟醸酒粕に漬けた若鶏のグリル
・華鳩・貴醸酒の酒粕パン
・華鳩・貴醸酒の酒粕のジェラート
・・・お酒については全て今回、私には初お目見えの顔ぶれ。
殆どのお酒を冷やと熱燗で楽しむので、都合×二杯飲んだ計算だ。
酔っ払いの私は既に3つ目のあたりから「おいしー」としかわからなくなっていた(汗)。
主催してくださった利き酒師やお店のマダムが懇切丁寧に解説してくださったというのに・・・。(すみません)
以下、わずかな記憶をたどって覚えていることのメモ。
●最近、花を使った酵母を原料にしたお酒つくりが試されていて、このなかの「天寿」は「なでしこ」酵母を使っている。
●酒粕は、お料理をものすごーくおいしく、かつ新鮮なものにしてくれる作用あり!
このなかでいうと、若鶏のグリルは、「なにこれ?」というほど驚きのうまみがあった。ジェラートもパンも、確かにその通りの料理なんだけれど、普段食べているものとは違うおいしさ!
●酒米もリゾットなど、芯のある料理ならおいしく食べられる。リゾットは関西の「三島」でできる酒米をつかったものだったけれど絶品。
…ありゃりゃ。
結局、記憶に残っているのも、いかにおいしいかということだけじゃん→自分。
そうそう。「着物好きのための」と題しているだけあって、参加者の殆どの方はお着物姿。複数の男性がお着物姿でいらして席を同じくできるなんて初めて(お茶会のぞく)。すばらしい。
女性もそれぞれ個性たっぷりで、皆さんの着姿を眺めながら、「あ、今度あんな染めの帯がいいなあ」「やっぱり木綿は片貝か?」なんぞと、心のなかでは物欲がうずまいておりました。
<私は大島に型染の帯。帯揚げは桜の枝や葉で染めた自作のもの>
実はこのあと、歌舞伎夜の部を見に行ったのだけれど、一幕目の半分は、朦朧としてほとんど記憶にない。ああ、もったいない・・・。スケジューリングの失敗だ。
今度は心置きなくお酒を楽しめるよう、スケジューリングしよう。
いろんな着物をご覧になって目がこえてらっしゃると思います♪
素晴らしい☆
冷やおろしイイですね、秋ですね~。
はつきさんの大島、落ち着いた地色に可愛さがある柄が素敵でした。この冬は真綿ばかり集めてしまったんですけど、やっぱ大島欲しいっす!
お召しのお着物と帯、粋ですねー。何だか日本酒にぴったりという感じがします。大島に型絵って、私は結構、最強コンビだと思っています
はじめまして。コメントありがとうございます。
お褒めに預かり、なんだか自分ではないようなくすぐったい気分です。
着物のご商売をされていらっしゃるのですよね?私のブログもいろいろ誤解や間違いがあると思いますので、どうか遠慮なくご指摘ください。
「冷やおろし」に「イイネ」と反応されるあたり流石です。私は何のことかわかりませんでした。
大島は、豪雨の被害が心配ですね。
この被害で廃業するところが増えると希少価値があがって価格も高騰?買うなら今のうちか?
・・・そんな理由でブームにならないよう祈るしかないですね。
着物と帯、誉めていただき嬉しいです。
でも、実はあらかじめ決めていたのは別の着物と帯だったのです。すっかり済ませたつもりになっていた衣替えがまだ完了しておらず、いざ着る段になって予定のものが見つからない・・・。苦肉の策の結果として着たのがこちらの着物。
結果的にはおっしゃるように会の雰囲気にかなったものになりましたが、衣替え一つもまっとうに出来ない自分に、少々落ち込みました・・・。
冷酒なら新潟の『鄙願(ひがん)』
を、一度試飲してみてちょ (^^)/▽☆▽\(^^)私の一押しです (^.^)b
この記事、私のブログでは過去最大のアクセス数があり、世の中で日本酒好きが多いことにちょっとびっくりしております。
カンナさんも好きねえ…。
「立山」は私も好き(^^)。
他のお酒と比べると、日本酒の方が酔いがひどくないような気がするのですよ。体質が伝統的日本人なのかな…。