汗と涙の着物生活 

突如着物に目覚め、ついに着物作成に挑戦。着付けに涙し、とどまらぬ物欲に冷や汗の毎日。

着物では行かないところ

2010-03-08 | お出かけ
3月第一週の土曜日は、お茶のお稽古。直前までどんな着物で出かけるかを考えていた私だが、結局洋服で出かけてしまった。それというのも、お稽古の後に美容院の予約できたからだ。

着物で飛行機にも乗ったし、新幹線で旅行も行った。銭湯にも行った。オフィスにも出かけた。飲み会にも行く。初心者の怖いもの知らずか、着物を大切にしている人が聞いたら驚かれるようなことを平気でしている私。それでも美容院に着物で行きたくなかった。

実は、美容院に着物で出かけたこともある。ちょうど1年ほど前、友人の結婚式に出かけるためにセットをメイクをお願いしたのだった。そのときは、付け下げで出かけ、あの仰向けに寝る美容院椅子(「シャンプー台」ですね!)にも着物姿のまま座ってシャンプーもしてもらった。意外と着物でも大丈夫じゃん!というのがそのときの印象。そんな私でも今回着物を避けたのは、用件が「カット」だったから。

私の場合、肩を越す髪の長さがあるので、カットされると襟元に髪がかぶってしまうことになる。着物の魅力の一つは襟元にあると信じる私としては、それはいやだ。じゃあ、シニョンに結ぶなりして衿にかからないようにして買えればいいじゃないかと言われそうだが、それもいやだ。だって、せっかく美容院でプロにきれいにされた髪、しばらくはおろして綺麗な状態にしておきたいではないか!

私の髪はひどい癖っ毛なので、毎日スタイルが変化していく。まっすぐまとまっているのは、ヘアカットした直後だけなのだ。その貴重なスタイルをまとめてしまうなんてもったいない。

そんなせこいミエのため、着物を諦めた土曜日。そもそも髪に収拾がつかなくなってから予約しようとするから限られた日にしか予約できなくなるのだ。今度は計画的に予約して、着物を着られる機会を大切にしなければ・・・。着物を着られなかった自分自身に腹の立った週末。

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