幼少期を団地で過ごし、特別な思いを持つ私としては
見逃せない映画『海よりもまだ深く』 を見てきました。
是枝裕和監督が実際に過ごした清瀬の団地が舞台でした。
やはり映画に撮っておきたいという思いがあったのでしょうね
人間ドラマとしても素晴らしい映画でしたが、
団地特有ののどかで懐かしい空気感を
ハナレグミの『深呼吸』と共に満喫してきました
高度成長期の昭和40年代にたくさん建てられたという
ニューファミリー向けの団地。
まさしく私も10歳までそういった当時は新しい
団地で過ごし、原風景となりました。
人生の中で団地での日々は何か特別な空気感を持ち
心の中のオアシスのような存在でした。
その独特な空気感をどうにか表現出来たらと
広い芝生に生えていた
しろつめ草やぺんぺん草に託して
ジュエリー制作に励んでいるのです。
広々とした団地の片隅に井戸があったので
散歩途中でみつけたこんな古井戸も見逃せません。
広々とした芝生に 生えていたしろつめ草は
子ども達がしていたフットベースボールの
影響でこんなに背は高くなく、
むしろ地面を這いつくばるような姿でした。
お転婆だった私はひまわりの背に届く場所に登り
種をリスが如く食べていたりしたのでした。
ペパーミントグリーンの網で囲われた平和な世界
一歩外に出ると怖い狼がたくさん出没するような
場所でもあったのですが・・・