またまたシンクロニシティ―発生(龍はつづくよどこまでもⅡ)

2014年11月18日 | オーダー

ようやく 「ぺんぺん草NEWリング」を改良依頼された

お客さまにお届けする事が出来ました

http://www.iichi.com/listing/item/429810

半年以上もお待たせしてしまいました

恐る恐る龍の出現を報告すると、

「龍も好きですポイント高いです!!」

というお答えが。

そして、「余談ですが、『竜〇』という友達がいまして、

その名前気に入っているんです」と。

『竜〇』ってこの間「森の上の月リング」を買ってくださったお客様の

地名と同じではないか(竜と龍、新旧字体の違いはありますが)

しかも「紅葉を見に行ってきました」と送ってくれた画像は

南禅寺の天井龍

(拡大してぼやけてしまいましたが・・・) 

 

南禅寺に行かれた頃このリングの原型の成形をしておりました。

そしてその原型を鋳造に出し、出来上がってきたとろで

龍出現に気づいたというわけです

「シンクロニシティ―~龍はつづくよどこまでも?」

http://blog.goo.ne.jp/atelier-camomille/e/7989503162668c3db128adfc7f0f551a

編で続いていく予感がしたんでしょうね。

このお客様はリピーターさま

今までも大小様々なシンクロニシティ―を発生させております。

いつもいつもびっくりしてしまって、ご縁の深さを感じます

 

つづくと言えば、ぺんぺん草の変貌が続いております。

こちらも長ーいお付き合いのリピーター様

以前からぺんぺん草の花部分を特に気に入ってらっしゃるようで、

花部分をイヤリングやペンダントにして楽しんでくださっています

しかもご自身に合うよう色々アレンジされたりします。

今回は「リングにして欲しい。」とご依頼が。

私としては引っかかりが心配なのですが、

大丈夫・・・・という事でした。

制作を続けます。

 

そして先日出逢ったつながってしまったもの。

2階にあるお店の階段のてすりにつながってしまった

さるすべりの木 

 


シンクロニシティ~龍は続くよどこまでも・・・?

2014年10月23日 | オーダー

先日仕入れに行ったジュエリーの展示会で、ムサ美金工の同級生を見かけて声をかけました。

御徒町(ジュエリーの問屋街)で10年ほど前に偶然会った以来でした。

彼女は最初誰かわからないといった感じでしたが、

私は前日、昔の石屋さんの名刺を探しながらその時交わした名刺を懐かしく眺めていたので、

人混みの中の横顔でもすぐわかってしまったほどでした。

昨日の今日だったのでびっくり!!

少し近況など話して、改めて名刺を交換し再会を約束したのでした。

HPを見てみたら彼女が胸にしていた龍や、八咫烏(ヤタガラス)など

神話をモチーフにした作品を作っているようでした。

イタリアのブランドに常設されていたり「縁があって今度香港に出展するんだよ。」

と活躍しているようでした。(同級生として誇らしい^^)

・・・それから1週間後、

手作りサイトiichiさんの「月夜に星空特集」でトップページに掲載されています

(2014年10月23日現在)

「森の上の月リング」http://www.iichi.com/listing/item/16281

のサイズオーダーがありました。

制作期間中お客さまとこんなやりとりをしておりました。

お客さまは龍のつく地名の方。(龍がつながって行きます。)

私がその地名に興味を持ち、「『森の上の月リング』にぴったりそうな場所ですね。」

とメッセージを送ると

「冬は雪が積もりとても寒い所です。」と家から撮ったという画像を送ってくれました。

(そこにはこのリングに雪が積もったような雪景色の山が間近にありました。)

実は私も送ろうと用意しておいた画像がこれ↓

白仕上げをしている画像ですが、まるで雪が積もっているような感じです。

だから雪景色の画像がお客様から送られてきた時にはびっくり!!

「伝説がありそうな地名ですね。」と私が言うと、

「金田一耕助が出て来そうな地名と言われた事がありますよ。」とお客様。

私は「日本昔ばなしを思い浮かべたんだけど・・・」と思いながら

次の作業で粉が舞うので古い新聞紙を広げたところ、

「まんが日本昔ばなし」の全面広告が。

龍だ!それで「日本昔ばなし」 って思い浮かんだんだなと我ながら納得。

龍でつながっていくなあと思って、

この不思議な現象をお客様に話すと、「シンクロニシティですね。」と教えてくれました。

私のHPのコンセプトhttp://www.atelier-camomille.com/concept.html

に書いてある「森の中を白い小石を拾いながら歩いて行くとそれは道になった。」

的な事なんでしょうか?私の回りには白い小石が良く落ちているように感じます。

そういえば今回のお客様もそうですが、感度のアンテナを高くされている方と

シンクロニシティがよく発生するのかもしれません。

月をロウ付け(溶接)しながら月の角度を微調整している途中↓ 

その後久々実家の親から電話 があり、「こんな事があったよ」と話をすると、

とどめのように父が「俺の俳句の名前は『竜〇』だぞ。」

龍は続くよどこまでも・・・?

 


月夜の森リング(オーダー)

2014年09月27日 | オーダー

美しいシルエットと深い色の「クォーツキャッツアイ」

物語の始まり・・・

深緑の真ん中に一筋の光が差すクォーツキャッツアイと、

木々の間から見える月をなぞらえて、

「月夜の森」と命名しました。

 

ゆりかごに眠るクォーツキャッツアイ

ゆりかごを置く場所を用意

ゆりかごのアールに合わせて少しずつ両脇の木を削っていきました。

セッティング した後ロー付け(溶接)

石留め

キャッツアイ を際立たせるために工夫を凝らした研磨や

石のクラックなど石留めの経験値の低い私にとって難題山積でした。

この角度から見ると両脇の木々がまるで羽のよう。

ハイカボッションの石が飛び出していきそうですね。

静かなるものの、秘めたるエネルギーを感じさせます。 

ゆりかごを両脇の木が抱く形となりました。 

「月夜の森」リング 

私なりにいっぱい考えて作ったリングです。

きっと思慮深く行く道を静かに照らしながら

お客さまを支えてくれる事でしょう。

 

 


《オーダー》やつでのイヤリング完成

2014年07月13日 | オーダー

 以前やつでのネックレスをご購入して頂いたお客様のオーダーの

イヤリングが完成しました。

出来立てほやほやは金属と言えど瑞々しいです。

裏についていた腰は軽くするため切り取りました。

やつでの葉っぱ部分は平面的ですが、

実が前面についているので立体感は損なわれていません。

 

 

 シトリンの丸珠が手に入らず、やつでは制作をずっとお断りしていました。

このお客様はどうしてもという事で、足りないシトリンをスモーキークォーツ

で補ってネックレスを完成させました。

その後イヤリングも欲しいという事になり、お待たせする事1年。

ようやくシトリン丸珠と出会い、

ちょっと大きさが違うところもありますが、完成に至りました。

私物のやつでネックレスはアトリエ*カモミーユのショップカードの

表紙を飾っております。


完成「森の上の月」《静かな湖畔編》

2014年03月01日 | オーダー

「森の上の月」《静かな湖畔編》

シルバー925/K10/オパール

完成致しました。

構想段階では「静かな湖畔の森の影から・・・かっこう♪かっこう♪」

と比較的陽気な童謡が頭を離れなかったのですが、

完成間近になると、『思索』という言葉がふっと浮かんでくる程

静寂に包まれた気品あふれる雰囲気になっていました。

横から見たラインが美しいです

今回は湖に見立てたオパールを

遠近法で表現しているのが特徴です

オパールの先端を沈め、幅広になっている手前に下駄をはかせて

持ち上げ、湖に広がりを持たせました