2020年が暮れようとしています。
当たり前の日常が一変した稀有な年となりました。
それでも皆さん様々な発見をしたり、
喜びがあった事でしょう。
細々とつながっていた元同僚のHさんから頂きものを
しました。私の気持ちばかりの贈り物の返礼です。
返礼を頂く程のものを送って無いので恐縮しながら
和紙を広げると小皿が。
今は陶芸家として仕事をしていて、
「お正月の残りですが。」とあった。
彼女らしい作風に思わず笑みが。
(このコロナ禍も後々、災い転じて福となるよう願います。)
さらに感動したのは包まれていた和紙に墨で書かれた
「もみじ」の唄。
クラフトマンとして第一歩を踏み出した時、
女性は私と彼女二人だけ。
耳が不自由な彼女とよく身振り手振りで会話していたけれど、
お互い通じ切れていない事も少なからずあったと思う。
そんな時誕生日プレゼントとして
可愛い器にこんもり盛られた自家製プチトマトを頂いた。
ものすごく嬉しくて感動したのを
この時何十年ぶりかで思い出した。
そういう感性が大好きで、
細々年賀状でつながって来たように思う。
(彼女の描く年賀状はいつも素晴らしく
才能に満ち溢れています。)
小さな幸せと感動を、時を超えてまた
頂けたような師走でした。
今年は紅葉が遅く、12月中ばに
近場でしたがもみじを見る事が出来ました。
来年も小さな幸せを心のかごに集めて行きたいと
思っています。
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