アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

令和5年M80号制作記その11

2023-04-17 03:00:00 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 先週の水曜、午前中から夕方遅くまで、ほぼ半日描いて一気に、荒削りながら、ぎりぎり出品できる状態にまでこぎつけました。

 午前中、まだ描いている段階で、搬入出業者へ電話。午後に折り返しの電話を頼み、午後2時頃に委託をしました。

 よって出品します。出品できます。

 ぎりぎりというか、無茶苦茶というか、猛烈に急いだので、新旧入り乱れた描き方となり、これでは最終テストを兼ねることにはなりませんでした(そんな余裕なし)。

 ただひたすら急いで完成に近づけたという(ただまあ、一気呵成に仕上げる、こんな風に油絵を描いている人は多そうですが)。

 案外、この荒削りな感じが主題に合っているように思われ、この仕上がり具合が気に入り、これはこれで良しかな、なんて思ったりしました。


 そして昨日の日曜に、このぎりぎりの仕上がりに手を入れ、できるだけより良くなるよう努めた次第。

 ですが、上記の通り、もうあんまり手を入れない方がいいような気もして難しいところ(今更取り繕っても仕方がないというところもある)。

 でも、あの状態のままというのもねえ、という。微修正は当然必要なんですが、まだいくらも描き込めるので、悩ましいところ。

 とはいえ、今週の金曜が最終期日。あとは指触乾燥させないといけません。予定では明後日の水曜に描いて、そして金曜にも描いて終了。

 基本的に油絵は時間をかければ、かけただけの見返りがありますので、それを頼みに、期日ぎりぎりまで制作するしかありません。

 それにしても、こんなに急いで描いたのは今回が初。

 ですがそれ故、収穫も大きく、筆の使い分け(ハードリセーブル、リセーブル、豚毛)、画面上の混色、といった点について理解と実践ができました。これは今後に生かせます。

 とにかく出品できますので、助かった~。


 注)ちゃんと入選するかどうかは別問題ですが。

 付)先週書いた通り、今後の絵画制作、および公募展展望について、できれば今週中に投稿したいと思ってます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿