アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

独自技法追究(第91回旺玄展出品作含む)その3

2024-10-24 03:00:00 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 今月16日にF6号模写の木炭デッサンを済ませ、18日に(この日は出勤なんですが)、深夜3時に起床し、とうに木炭デッサンを済ませてあるF20号風景画と合わせて油絵具を使っての制作に入りました。

 そして20日には、第91回旺玄展出品作用のF50号の木枠を組み立て、昨日の23日にカンバスを張りました。

 これが現在の進行状況なんですが、F6号のラファエロの模写については、軽く当たりをつけるデッサンをしていたら、このまま描いてしまったら面白そう、ということになり、模写でなくなり、日本女性の顔になりました。

 というわけでF6号は模写ではなく、人物画(肩から上の頭部)となりました。まあいっか、という感じです。もともとこの「独自技法追究」でのF6号の役割は人物画への適用でしたので、これでも一向に構いません。


 さて「独自技法追究」そのものについてのことなんですが、「独自技法追究」(2024-08-27 の記事参照) で書いたことから、やや後退する可能性があります。

 というのも、あの時点で頭の中にあった描法を、頭の中でシミュレーションしてみると、あんまり良くないかなあという気がしてきたもんで。

 まだ実際にどうするかわかりませんが、要するにトーンダウンする可能性がある、ということで。

 ただしいずれにせよ、あと2、3回の制作過程までは同じですので、それまでの間に考えておくことになります。


 今年は大して油絵を描いてないので、今すごく油絵を描きたがってます。良い傾向です。これから寒くなって指触乾燥しづらくなっていきますが、しっかり制作をしていきたいと思っています。


 注)第91回旺玄展出品作のF50号の画題は、裸婦に正式決定。今猛烈に構想、構図を練っています。

 付)気の早い話ですが、来秋の旺玄会東京支部展には、M80号の人物画を想定しています。まだ最終決定ではありませんが。

 蛇足)再来秋! の旺玄会東京支部展には、油絵と水彩画の出品を考えています。もし実現すれば、ついに公募展で私の透明水彩画が初めて披露されることになります。

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