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土屋鞄 ナチューラヌメ革Lファスナー(ブラウン)
5500円(税込)
買ったのが去年の2015年5月30日で、上記の写真を撮ったのが今年の2016年9月1日。だから1年3ヶ月使用しての経年変化写真です。
なかなか普段自分が目にしているような色合いの写真が撮れず、何回か撮り直しました。下の写真は日中、自然光で見える色合いそのままですが、上の写真はやや暗めなので、実際はもう少し明るい色合いをしています。
どうして色が違うかというと、普段は上の写真の面をスラックスや綿パンの左の尻ポケットに入れているので、汗が染み込んで色が濃くなっているというわけです。
経年変化についてですが、艶は手脂で、模様は汗で、色の濃さは日光で起きます。艶を出したかったらとにかく手で触る。革に濃淡や陰影を出したかったら、尻ポケットに入れるなどして身につけて、汗を染み込ませる。全体的に色を濃くしたかったら日光に当てる。
私はこうしたことをかなりしつこく意識的に行ったので、使用して1年3ヶ月にしてはかなり経年変化が進んでいると思うんですが、どうでしょうか(オイルを塗ったり、クリーナーで汚れを取ったり、防水スプレーをかけたりは一切していません)。
さて、このヌメ革Lファスナー、最初は硬いですが、次第に柔らかくなります。この私のLファスナーも革を揉んだりして十分柔らかくなっています。
そこでひとつ誤算があって、あんまりにも柔らかいので、尻ポケットに入れると、そこに入っているのか、入っていないのか、わからくなってしまう。これでは電車に乗っていて、掏られても気づかない。だから私は電車に乗るとき、尻ポケットに入れず、かばんの中へしまうようになってしまった。これには本当に驚いた。こんなに柔らかくなるとは。
そしてまたこの柔らかくなったヌメ革Lファスナーの触り心地が良好。何というか、妙なふかふか感があり、ふっくらしている。柔らかく肉厚な感じがたまりません。
私はこのLファスをサブではなくメインで、つまり土屋鞄の言うところの、身軽になりたいときの第2の財布としてではなく、いつも持ち歩いて使う主役、第1の財布として使っているのですが、その使用感については、またの機会に記事にします(もう少しあれこれ使い方を試してから書きたいと思っているので)。
今回は、まず記事のタイトル通りに経年変化報告ということで。
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