実家に泊まる時は、元いた自分の部屋は物置になっているので、床の間がある部屋に布団を敷いて寝ています。
エアコンが無いので、夏は暑いし冬は寒いので、出来ればあまり泊まりたくないんだけど、まあたまには泊まらなければならないこともあります。
そんな冬場の寒い夜、私はよく金縛りにあいます。
夜中に目が醒めると、体がすごい力で押さえつけられているような感覚に陥り、ほとんど動けません。
目は開くと思うのですがもし何か見えてしますと嫌なので、目は絶対開きません。
もう力づくでどーにか腕を動かし、足を動かし、なんとか体を横にして寝返りを打とうと、
うりゃ〜!
と声をあげるんです。
すると、、、
なんということでしょう‼︎
布団が持ち上げられ、体が自由を取り戻したではありませんか!
それと同時に隣の部屋で寝ていた母が、
どうしたん?
と襖を開いてこちらを覗き込んでいます。
金縛りにあってたんよ。。。
とは言いません。
だって今押しのけた掛け布団の上には、、、
大量の掛け布団やらコタツ用の上掛けや挙げ句の果てに下敷きマットまで、かかっていたから
いっいつのまに
おっ重くて寝られない、、、
と母に訴えると、
母曰く、
だって寒いかと思ってさ!
思いついた布団全部かけてみた
いやいやいやいや、一番下には羽毛布団がかかっているので、こんなにかけなくても暖かいとおもうよ。
てか、コタツ用の敷きマットはいらんわ
金縛りの正体は、重ーい母の愛でした
昔の人なのでまだ羽毛布団の意味が分かっていないのかもしれません。
これはここ数年、毎冬に起こる我が家の怪奇現象です。。。
怖