マイブームの変化でブログにした
ように、日本の古代史に興味が湧
いて邪馬台国の事もAIでも検索し
て邪馬台国論争というのは色々と
難しい問題もある事を知りました。
古代史は期間が長いのでその問題
も頭の隅に置いておいて更に石器
時代の頃まで辿らないと日本史は
分からないと思いました。大学で
私は少し人類学を勉強したので、
その視点でネットで調べると分子
人類学と云うのがあり考古学を含
め学際的に研究が進んでいる事を
知りました。その研究で縄文時代
から弥生時代へ移行する時に農耕
や金属器と共に渡来人が流入して
先住民の縄文人と混血していた事
を知りました。更に今の日本人の
遺伝子を解析する事で縄文人との
関係性や東アジアの現代人との差
違も判明しました。分子人類学で
現代人のゲノムは約80%が渡来系
で地域差はあるもの縄文人ゲノム
も残っていて縄文から弥生にかけ
て劇的な変化があった事が分かり
ました。弥生時代は3,000年前か
ら始まり古墳時代までの1,000年
間程度の期間だと思いますが人口
も増えゲノム構造も現代日本人と
変わりないという事です。
そういう事ならば渡来人の影響が
ヤマト王権の成立にとても大きか
ったという訳ですから、どういう
人達がどんな規模で流入したのか
興味を持ちました。文明の進んだ
国から遅れた国へと人の移動があ
れば、遅れた国の民は非征服民と
なるのは大航海時代の世界では
常識ですが日本ではそうではない
と云われています。弥生時代から
古墳時代に日本列島で何が起きた
のかは想像するしかありませんが、
朝鮮半島から流入した軍事力の優
れた渡来人がヤマト王権を簒奪し
た或いは確立したという仮説も成
り立つような気がしました。
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