ヤフーの記事で高知県の遺跡で
発掘された弥生土器に日本で最
も古い文章が刻まれている可能
性があるというのがありました。
約1,800年前ですから記紀の書か
れた頃よりも500年も古い時代
です。本当にこれが漢字ならば
その時代にも文字を使う人がい
たと云うの事で、支配層という
のは日本以外にルーツを持つ人
という事も考えられます。
この頃は魏志倭人伝に卑弥呼が
登場する時代なので充分考えられ
ると思いました。少なくとも中国
と外交が出来る人達が日本にいて
大陸を行き来していたのですから、
当時の韓半島は中国ヘ行く一般的
な経路なのだと思っていましたが、
同じ中国へ至る経路でも江南地方
へのルートも存在している事も知
りました。古代にそんな遠い所へ
行き来する事が可能なのかは分か
らないですが、そちらの地方に住
んでいる人の遺伝子が今の日本人
にも受け継がれている事は遺伝子
の解析で判明しています。
日本の稲作は韓半島から伝えられ
たと云う事が一般的ですが、江南
の人達が直接海路で九州へ上陸し
たという事も考えられます。色々
と断片的な知識を得て、好奇心が
どんどん広がります。推測する事
なら松本清張は古代史研究で有名
ですが、偉大な推理作家の推理を
是非読んでみたいと思いました。
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