つい先日
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【江頭2:50の伝説のスピーチ】
https://www.youtube.com/watch?v=7BmNp1L612Q
なんせ単純な性格なので
ムチャクチャ感動してしまい
そこから【エガちゃんねる】の存在を知り
https://www.youtube.com/@EGA-CHANNEL
あまりの面白さと実は優しい人間性に好意を抱き
これは応援してやらねばと
すかさずチャンネル登録
それから数日
エガちゃんのYouTubeばかり観ていたところ
”佐賀県へ弾丸朝めし”なる回をみて
https://www.youtube.com/watch?v=qETZdAUKhEo
羨ましいなぁと思っていたところに
運よく(?)またまた九州の仕事の依頼が入り
『これはその朝ご飯を食べてきなさい』って神のお告げだなと
勝手に己に言い聞かせ訪れてきた
いつもの独りよがりの旅の記録です。
当初、出張先が福岡県といっても東端の周防灘沿いの行橋市の苅田
同じ九州といっても佐賀のそれも呼子までは遠いよなぁ と
新幹線で小倉へそして在来線で苅田に行って仕事を済ませ
苅田からはソニックで博多に出て地下鉄で唐津まで行き
レンタカー借りてもいいかな と思っていたのですが
乗り換えが面倒だし
やっぱいつもの阪九フェリーで自家用車で行っちゃお
と奮発してデラックスシングルを予約したのですが・・・
な、なんと旅行支援とシルバー割(20%)もあって
車込みで実際の支払いは14,000円少々
フェリー乗り場までの高速代とガソリン代が別途かかるものの
近鉄、JR環状線、新幹線、鹿児島本線でも15,120円なのでほぼトントン
地域振興のRegion Pay2,000円をいただけるので
ホントにリーズナブルなんですよ~
そのうえ、シングルルームなので快適そのもの
往路は3月1日の平日だったので まだガラガラでゆったりと過ごせました
クーポンを使って その日の夕食代はロハ
翌朝6:00新門司に到着し とりあえず南下して行橋に向かい
仕事先近くのうどん屋で朝食(九州での定番”ゴボ天”うどん)
機器の点検だけの仕事だったので
08:30~10:30で仕事を終えてしまったので
善は急げと
すかさず九州道にのり、途中の古賀PAで昼ごはんを食べて福岡ICから都市高速と
西九州道で13:30に唐津到着
実は、唐津は3度目の訪問
15年ほど前、福岡在住の♀友達から唐津城に連れていってあげると誘われ
その頃購入したばかりのツーシーターのベンツに乗せて貰い
唐津城を歩いたりイカ料理を食べさせてもらったのが最初で
その後も伊万里の沖にある福島(実は長崎県)のLPGの基地に入港するタンカーの仕事が入り
その時は電車で唐津まで行き、タクシーで福島に行くのが便利と聞いて
唐津市内で前泊したのが二度目で約10年前
その後は伊万里や福島の仕事があっても北九州の角打ちや昼夜食堂に行くのが楽しみで
唐津は車で通過するだけになっちゃってました。
大好きなこころ旅でも正平さんが訪れてた呼子には
いつか行ってみたい気持ちはあったんですけどねぇ
そんなことを思い出しながらその日予約した唐津のホテルに到着したものの
一応早朝起きして仕事したのと運転疲れで
近所のスーパーマーケットで食材を買って
ホテルから出ることなく過ごし
翌朝、ホテルの朝食を食べてから出発
(ホテルも旅行支援で朝食付きで4,300円ほどで宿泊できちゃったんですよ)
8時に出発したため朝の通勤ラッシュに巻き込まれながらも
約30分ほどで呼子の朝市に到着
07:30~12:00までの朝市ながら
平日のそれも冬とあって
お客は勿論、店もほとんどなくガラッガラ
流石は玄界灘の漁村
ムラサキウニとアワビを売ってたり
しばらく歩いたところで
エガちゃんの立ち寄ってた 干物屋さんを発見
その前の干物の焼き物の店で
エガちゃんも食べてた スルメとニシ貝を食べてみましたが・・・
ビール抜きで食べるもんとちゃうなぁ
(一串600円の観光料金だし)
商売上手そうな店の人から
お土産やイカの塩辛を勧められたものの
なんせへそ曲がりな性格なので薦められると欲しくなくなっちゃうんですねぇ
(冷凍なので持ち帰りは面倒だったのもあるんですけどね)
それよりも干物の方がいいかなとアジの蜂蜜干しと塩干し
愛猫のクロっちへのお土産にいりこを購入
アジの干物は大きさで枚数が変わるんだけど
買うと伝えると
横に置いてある箱から
「傷モノだけどオマケ」
と言って2.3枚
必ず足してくれる優しさ(笑)
エガちゃんねるでも
優しい人柄が出てたけど
気持ち良い買い物ができました
その後は
ホテルで朝御飯しっかり食べてたのもあって
エガちゃんじゃないけどお腹いっぱいで
サザエの壺焼きも後で食べたくなったらでいいやと素通り
なんとかお腹を空かせようと
朝市通りを直進して
呼子の名所のひとつ
中尾家屋敷を眺め
「中尾様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」と言われたとの説明をみて
『あれ?どっかで聞いたセリフだなぁ』と
笑っちゃいました
山形の酒田の本間家でもそう言ってたよなぁ
アッチが本家だろうな
と笑っちゃいました
三大朝市といい、真似や偽装はダメですよ~
この古い郵便ポスト
観光用なんだろうけど
未だ現役
その先を歩いていたところ
大綱引き通りなる表示と
呼子大綱引会館をみつけ
そんな行事と発祥の由来があったんだとビックリ
なんせね、この通り
漁村の狭い曲がりくねった路地なので
どうやって綱引きするのかなぁとそっちの方に興味が湧いちゃいました
そこから漁港に出て
魚を干してる風景や漁船
漁村でよくみかける大黒様や
大型のイカ釣り漁船
製氷機のタワー
階段つきの浮桟橋を眺めて
さぞや干満の差が激しいんだろうなぁとか
イカの形をした観光船や
離島への交通艇が何隻も
なんてことない漁港の風景ながら
のんびりと過ごす時間が心地良かったです
もしまた来ることがあったら
離島に泊まるのもいいなぁと眺めてました
ネットで調べたら
離島の民宿だとイカだけじゃなくて魚介類を堪能できる宿だらけ
(ただ、山盛りの魚介料理を楽しむには4人程度での予約が必要みたいです)
その先に
派手な観光船を発見
形からたぶん半潜水型のグラスボートだろうなぁとの予想が的中
もう20年ほど前からイランの親友が
グラスボートの中古あったら買いたいと言ってるので
全国各地でグラスボートやこんな海中展望船をみつけると
つい気になっちゃうんですヨ
石垣島の川平湾や
与那国島の浜に放置してあった
グラスボートを眺めたものでした
その先は、広い駐車場のある場所とあって
遊漁船だらけ
最近の釣り船はモダンですねぇ
こりゃあ、ヘタしたら億超えだろうなぁ
この右側の船は
水上警察のもの
海上保安庁の巡視船は見なかったけど
警察の船はあるんですね
そんな風にブラブラ歩きしていたところ
途中で猫のケンカをみつけて
『コレコレ、それくらいでやめときや』と声かけたり
延縄の準備をしている親子に
「写真撮ってもいいですか?」と許可を得て
枝縄に餌をつけてる様子を
じっくり眺めさせてもらったり
別の半潜水型観光船をみつけて
構造や材質、建造費を尋ねたり
(塗装してキレイにみえますが、なんと約30歳の老朽船で当時で1億3千万円ほどしたんだそうです)
イカの形をした
七ツ釜巡りの観光船は
7,000万円だったとか
親切に教えてくれました
そうこうしてそこそこ歩いたのですが
まだお腹が空いてこなかったので呼子漁港を離れ
肥前名護屋城を見学してみることに
秀吉が朝鮮出兵するときの拠点とするために
全国の大名や民衆を使って
大阪城につぐ巨大な城を
なんと5ケ月ほどで築き20万人ほどが暮らす都市だったんだとか
こちらは三ノ丸にあった
井戸の跡
やはり山城とあって
水には苦労したとの説明がありました
天守跡からは
周辺の離島はもとより、壱岐や対馬も目の前のように眺められるんですよ~
リアス式の天然の良港で 三方を海に囲まれ
朝鮮や民への交通の要所がこんなところにあったとはと
心底ビックリしちゃいました。
秀吉の死後
城も放置されていたらしく
ところどころ石垣が崩れてましたが
なかなかの規模に驚かされ
若い頃にこんな場所を知ってたら
デートコースに選ぶの間違いなし
いい雰囲気になれるだろうなぁと
もうすっかり爺さんになりながら
そんな妄想してしまいました(笑)
そんなこんなで
ちょっとだけ立ち寄るつもりが
景色も良くてついつい1時間半ほど滞在してしまい
慌てて、呼子で一番の楽しみにしていたイカの活き造りを食べに
エガちゃんねると同じ店へ
朝市でまだお腹が空いてなかったので残念でしたが
アオリイカのお刺身を堪能させていただきました
(いか活き造り膳2,860円でしたが、クーポン使って実際のお支払いは860円のみ)
分厚くてコリコリで
甘い九州の刺身醤油でも最高
ゲソ天ぷらもむっちゃ美味しかったけど
ビール飲みたかった~
帰りは門司の出航時間の遅い神戸行きに乗ろうと思っていたのですが
3月3日となって高校卒業後の卒業旅行や
旅行支援でのシニア連中の団体などでフェリーも満席
神戸行きは空きがなかったので
また泉大津行(16:30までに乗船手続き)を予約したため
道路事情で遅れたら大変と
昼食を済ませてから珍しく往路と同じルートで新門司に直行
(この段階では、16人部屋のエコノミー洋室のみ空き)
17:30出航なので1時間前の16:30までに到着したらよかったのですが
もしかしたらシングルに変更できるかもと
フェリー乗り場近くの牡蠣小屋に行きたかったのを我慢して
窓口に向かったところ
運よくスタンダードシングルに空きができて
万歳しちゃいました~
いや~、車両も満載、乗客も満席の大混雑だったので
スタンダードシングル(元々はトラックドライバー向けのシングル)でも
快適に過ごせて助かりました
帰路では大阪のRegion Pay2,000円を使わせてもらい
夕食の支払いは現金220円のみ
ただ、17:30から開店してるレストランも混雑してるだろうと
19:00に行ってみたところ
電子クーポンの取り扱いで手間取り
なんと行列約20分待ちの大渋滞
それにしても、これまで阪九フェリーにも相当乗ったけど
こんなに混んでたのは初めて
コロナ禍からもうすっかり回復したんだなぁと実感させられました。
今回の旅で旅行支援が
フェリー往復で約8,000円、ホテルが2,000円、地域振興クーポン6,000円
の計16,000円
みなさんもこの機会にぜひお出かけしてみてくださいね。
旅の総評としては
呼子の烏賊はたしかに美味しかったし
肥前名護屋城もとっても勉強になったし面白かったけど
また一人旅でリピートする?と問われたら、ちょっとしんどいかも
楽しい思い出を共有できる旅仲間が欲しいような
オッサン同士だったら気兼ねはしないでいいけど飲み過ぎちゃいそうだし
異性だとそれなりに気をつかわないといけないから
好き勝手できなくて窮屈かもとも思っちゃうし
つくづく悩ましいなぁと思う昨今でございます。
ブリーフ団でも募集しよっかな(笑)
【付録】
偶然というのかなんなのか
実は、つい先月のこと、23年来のアフリカタンザニアの大恩人から
Mbeganiの職業訓練大学校でFRP技術のコースを開設する計画があって
できれば日本へ講師を派遣したいので協力して欲しいとの依頼を受け
アレコレと日本のFRP漁船の情報を収集していたところだったので
折角の機会を無駄にしないようにと
玄界灘とイカ釣り漁船、遊漁船をじっくりと観察
大型商船の造船に関してはそこそこ知識をもっているものの
小さな漁船のそれもFRPはほとんど門外漢
タンザニアの漁業から考えても
高額な船を建造するのは無理だろうし
さてどうしたらいいのかと思っていたので
少なからず小型漁船のサンプルを集められて良かったなあと
環境問題でプラスチックの船を造ることがいいんだろうかと
疑問を持ちつつも、実は木造船を造ろうにも資材のないアフリカのこと
寿命の長い船を建造すれば半世紀以上使えるだろうし
リサクイクルして舗装材にもできるようなので
そんなことも含めて、正しく有益な情報を提供してあげようと決意した次第です。