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気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

大峯奧駆道 単独行 その2 (五番関~レンゲ辻~清浄大橋)

2012-05-06 21:17:25 | 山歩き&ハイキング

さてさて

このところお気に入りの山歩きというかトレッキング

 

気持ち的には真冬の間もアチコチでかけたかったんだけど

冬の装備を持っていないこともあって

雪の残ってる間、指をくわえながら ジーッと我慢していました

 

 

ウェアは20年前に買ったモンベル製の雪山用の上下があったんだけど

 

アイゼンやピッケルどころか 冬靴もスパッツも持ってないし

JET BOILもまだ買えてないし

ツェルトもシュラフもないし

愛車もスノータイヤじゃないし・・・

 

後悔するのは、ゴルフなんかより、もっと早くから山歩きの楽しさを知ってたらな~ってこと

 

ま、普段は仕事に専念して、余裕ができたら段々と充実していったらいいのかな

いずれにしても、身の丈に合った生活を送り、気長に揃えていきたいと思います。

 

って 誰にむかって言ってるんだか(笑)

 

 

ということで

ようやく雪も溶けたらしい大峰山系に行ってきました

 

まづは、長年の夢である修験道を踏破するために

半年前の吉野山~五番関に引き続き 五番関から山上ケ岳に挑んできました

今回のルートはこちらから↓ご覧ください

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-187600.html

 

朝4時起きで、いつものようにオニギリを握って朝ごはん食べて

山歩きの支度してたら いつの間にやら時刻はすでに6時前

 

洞川に着いたら ほぼ8時になってました

 

母公堂に駐車しようかと思ってたのに ”時すでに遅し” しっかり満車でした

ならばということで仕方なく清浄大橋に駐車

 

お山に向かうみなさんとは逆に毛又橋から五番関に向かって とぼとぼと歩きはじめました 

半年前には、途中で土砂崩れした箇所があったり 路肩が崩れていても通行可能だったのに

いまはその修復工事のために通行止になっていました

緩やかな上り道を歩くこと 1時間弱

五番関トンネル横の東屋のある公園に到着

まだ桜の花が残っていました

 

さて、登るとすっか!と思いきや

こんな↓看板が!

登山届け出してないし(家族には、ルートを伝えていましたが)

装備はいいかげんだし

単独行動だし・・・

 

ま、今回の行程はそんな危ないことはないから大丈夫と自分に言い聞かせて

登山口をあとにしました

五番関のガレ場を通過して ホッとしながらのショット

といっても まだ登らなきゃいけません

五番関の女人結界門

誰がいたずらしたのか ”女”の文字がなくなっています(半年前もおんなじでしたネ)

百丁茶屋(吉野)方向の従来道は まだ通行禁止

途中の山が半端ないほど崩落しちゃってるので

あと何年かかるかわかりません(大天井ケ岳経由の吉野古道は使えます)

 

五番関からすぐのトラバースでも 何箇所か崩落していて

ビクビクしながら通過

このトラバースではトレッキングポールは使わない方が無難と思います。

しばらく歩くと モノレールのレールが

途中で崩落してたら使い物になんないけど

一度乗ってみたい気もしました

道標があるなと思っていたら

そこが 鍋冠行者堂でした

縁起を読みながら

http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/34821197.html

ふむふむと納得(ホンマに?)

 

この祠をすぎると

さっきまでの恐ろしいトラバースとは一転して

なだらかな広場と尾根道が続き

気分はルンルン

と思っていたら・・・

とても古そうな遭難碑が

昭和18年2月に猛吹雪の中遭難されたのだそうです。

合掌して通過しました。。。

↑は、左側が大天井ケ岳 右手の落葉樹林のある山頂が四寸岩山

「前回は、あの道を歩いたんだな~」と感慨に耽ってみました

 

気楽なトレッキング道になったと気を抜いていたら

蛇腹の鎖場

でもザックも軽かったので楽に登ることができて良かったです

 

 

岩をよじ登ったところで ようやく山上ケ岳がみえてきました

宿坊や人工的構造物が目に入り

なんとなくホッと溜め息をついちゃいました

洞辻茶屋

清浄大橋からの行者さん達で賑わっていました

 

油こぼし

http://www.kajisho.jp/tozan06.html

 

この鐘掛岩からの板敷

下をのぞかない方がいいですよ(^^;)

この西の覗のオジサン達

最後に行者の身体をゆすって恐怖心を倍増してました

 

このお花畑から眺める稲村ケ岳(+大日)はキレイですよ~

葛城山から金剛山眺めるのに似てるけど 迫力が違います

 

レンゲ辻の女人結界門

 

 

小石まじりの土の急斜面も怖かったけど

その下のガレ場には 正直ちょっとウンザリさせられちゃいました

 

 

 

もうずいぶん下まで下ったあたりで遭遇した

たぶん台風12号の傷跡

傾斜は緩かったけど 大規模な深層崩落しているようでした。

 

ようやく登山口に到着

 

この木の階段の途中に 4月25日頃から行方不明になっている

遭難者の張り紙がしてありました。

単独行で弥山のテン場から行方がわからなくなっているとか・・・

 

実は、さっきのガレ場で石につまづいて危うく谷底に落ちそうになってたので

”明日は我が身”と山の怖さを再認識しました

 

登山届けを忘れないこと!

出発前には必ず登山保険をかけておくこと!

なによりも山を甘くみないこと!

 

 

林道の終点からしばらく歩いていたら

なにやら新しそうな橋が

あれー?! 車も停ってるし

アーーーー!!!

こんなとこにモノレールが!!!

さて、このモノレールはなんでしょう

 

そのまた先には 

どうやら ロープウェイの駅風

なーんだ! そうだったのかー!

と なんとなく納得

運搬をヘリコプターばっかに頼ってたら 大変だもんね

 

いずれにしても 今回も山歩きを満喫でき

なおかつ無事に下山させていただいて 感謝の気持ちでいっぱいでした

 

 

次回は、母公堂から稲村ケ岳&観音峰 その次は天川川合から弥山&八経ヶ岳に登りたいと思っています。

 

あと数日で またまた出稼ぎ生活に逆戻りだし

いつまた時間が作れるかわかんないんですけどね~


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