私と同じユニット(日本でいうところのアパート)に友人が住んでいる。
私がここに越してきた数年後に彼女が越してきてから友達になったので10年以上のお付き合い。
彼女はG(こっちではコックローチなのでCなのだけれど)が大嫌い。
誰も好きな人はいないと思うが・・・私も大嫌い。でもクモよりは大分マシな感じ。
彼女宅にGが現れた時に彼女がスプレーで殺した後(これするのも必死らしい)、彼女は始末が出来ない。
私は彼女に後始末してあげるからいつでも呼んでよと言ってある。
彼女から呼ばれたらGにティッシュをかぶせてマジックハンドで掴み捨ててあげる。
過去数回ほど始末してあげた。
*マジックハンドは英語でHand extender(ハンドエクステンダー)とかReach extender (リーチエクステンダー)、Reacher grabber(リーチャーグラバー)で通じる
昨日23時半頃、寝ようかとしたらリビングにある裏ドアがノックされビビる。
ドキドキしながら様子を伺っているともう一度ノックされ私を呼ぶささやかな声が聞こえた。
(うちのお隣に住む若者がよくウーバーイーツを利用していて、ドアにナンバーが付いているにもかかわらずよくうちと間違われるから最初それだと思った)
はっとしてドアを開けると恐怖でおびえている友人が居てGが出て助けて欲しいという。
早速マジックハンドを手に友人宅へ行き、友人が「ベッドの上にいるの!何度もスプレーしたんだけれど、まだ動いているのーーー!」という。
ええー?死んでいないの??マジか!(動いているのは私も・・・)と思いながらも恐怖でひきつった顔をしている友人の前では任せておけと強がりベッドルームに向かう。
ベッドを見るもGの姿が見えず「え?いないけど??」と言うと、
友人が「いるいる!見えてるよ!!あそこだよー!」と言って指さした方を見てみるが友人は鏡越しにベッド指をさしていて笑った。
友人が指さす鏡の中のベッドを見てみてもいないんですけど??
私がおもむろにベッドのブランケットをバサバサしたら友人が悲鳴をあげて「動いてるーー!」と言うので私もビビッて飛びのいた。
友人がまたも鏡越しにGを指さし「ほらまだベッド上にいるよぉーーー!」と。
私がもう一度ベッドに近づいて見渡すもやはりいない。
ブランケットをもう一度バサバサしようと手を伸ばしたら「そこ!」と友人。
え?と思ってよく見てもいないのでブランケットをつまむと友人が「それ!」と言う。
私がつまんだのはブランケットに付いているこげ茶色の四角いタグ/ラベル(Label)。
ええ?もしかしてこのラベル?の訳ないかと思いつつも聞いてみると、
「そうだよ!よく素手でつかめるよぉーーー!」と言う。落ち着け!これはラベルだ!!!
爆笑でした!!!
*洋服の内側や襟、布に付いているブランド名、サイズとか洗濯表示のタグ/ラベルは英語でLabel発音だとレイブゥになる
友人はラベルにスプレーし続けていたと。笑
それを想像するとまた笑いがこみあげてきてね。
友人は夜中にごめんねと平謝りでした。
そういえば何年か前にも同じようなことがあったなと・・・
あの時は木製ドレッサーの足部分にGが止まっていてスプレーしたと。
その時も私はなかなか見つけられずもしかしてこれ?と木の節を指さしたらそうだったと。
あの時も大爆笑だったなー 笑
何はともあれGじゃなくて本当に良かった良かった。
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