書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

習作  王維詩 観猟 

2012-04-04 08:43:44 | Weblog
風勁角弓鳴
将軍猟渭城
草枯鷹眼疾
雪尽馬蹄軽
忽過新豊市
還歸細柳營
同看射(周篇+鳥)處
千里暮雲平


風勁くして角弓鳴り
将軍 渭城に猟す
草枯れて鷹眼疾く
雪尽きて馬蹄軽し
忽ち新豊の市を過ぎて
還だ細柳の営に帰る
ちょうを射し処を回看すれば
千里暮雲平らかなり


王維詩注(中国語) (伝世蔵書)
陳 鉄民,《四庫全書》集部別集類収入《王右丞集箋注》を底本に、宋蜀本・述古堂本・元本等を校本として新たに校勘・注釈を施す。(簡体字横組)
三秦出版社


詩歌書例100選〈2〉唐1 王維・李白
殿村 藍田
二玄社