書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

習作  王維詩 観猟

2012-04-06 08:27:59 | Weblog

風勁角弓鳴
将軍猟渭城
草枯鷹眼疾
雪尽馬蹄軽
忽過新豊市
還歸細柳營
同看射(周篇+鳥)處
千里暮雲平


風勁くして角弓鳴り
将軍 渭城に猟す
草枯れて鷹眼疾く
雪尽きて馬蹄軽し
忽ち新豊の市を過ぎて
還だ細柳の営に帰る
ちょうを射し処を回看すれば
千里暮雲平らかなり


漢詩をよむ 王維100選 (NHKライブラリー)
石川 忠久
日本放送出版協会


漢詩をよむ 王維100選 (NHKライブラリー)
石川 忠久
日本放送出版協会