書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

送平淡然判官  王維

2012-03-04 08:55:36 | Weblog
不識陽關路
新従定遠侯
黄雲断春色
畫角起邉愁
潮海経年別
交河出塞流
須令外國使
知飲月支頭

識らず陽関の路
新たに定遠侯に従う
黄雲 春色断え
画角 辺愁起る
瀚海 経年の別れ
交河 塞を出ずれば流る
須らく外国の使いをして
月支の頭に飲むを知らしむべし

王維詩集 (岩波文庫)
小川 環樹,都留 春雄,入谷 仙介
岩波書店


王維 (中国詩人選集 6)
王 維,都留 春雄
岩波書店


漢詩をよむ 王維100選 (NHKライブラリー)
石川 忠久
日本放送出版協会

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