にらログ

いいにらとは何なのかということを日々探索するにら専業農家のブログ。

この年になって

2016-01-14 21:32:26 | にら
 今日はは最低5℃最高12℃。けっこう晴れた。



 いつもの



 サクションホースももう届いた。



 綺麗に梱包されていた。カナフレックス、VS-CL50 6m。送料込み3,952円。

 金崎の北側のスプリング入れが終わる。夕方は寒かったあ。

 朝刈っているとメールが来る。誰かと思うとHさんから、ブログを見ました、誕生日おめでとうのメールだった。そしてブログを見ると今度はゴッドフリートさんからおめでとうが。不思議なものでこの年になっておめでとうと言われて結構嬉しいものなのだなと。ブログというのはほとんど反応はないものなのだが、こういうことがあるとやってて良かったなと思う。書いているときはそうでもないのだがコメントに喜んでいる自分というのを発見して、自分自身まだまだ未知なところがあるのだなあと思った次第。お二人ともありがとうございました。今後もよろしくお願いしま~す。(笑)
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1/13 補助金って?

2016-01-14 20:28:18 | にら
 今日は曇天。開けられず。



 いつもの



 アロン化成。フートバルブFV50 4,309円。昨日頼んで今日の午前中に届く。すごいなあ。



 出荷後に嫁と金崎のトンボをうつ。これで一安心。

 うちは日本経済新聞と日本農業新聞をとっているのだが、今朝の日経に面白い記事があった。2面の「迫真」というコーナーに「補助金は要らない」という題で青年就農給付金を断った37歳の女性の話があった。それと農業生産法人の農の雇用事業の給付金というのもあるのだが、不思議なことに農業というのは何故か税金から給料がもらえたりするのだ。
 日経の女性の考え方が一般的には正しいのだが業界内にいるとそういう人はほとんどいない。もらえるものはもらっておけということになる。
 一般的に考えて就農しただけで国からお金がもらえるというのはやはり変だ。例えばすし屋をやりたいから寿司職人になろうとするとまず専門学校に行って習うか、寿司屋で働いて修行するという道に行くと思うのだが、専門学校ならばお金を払って、寿司屋なら働いているところで給料をもらって技術を身につけるということになるだろう。この場合どこにも国は介在しない。ところが農業は違う。

 農業は基本的には自営業なので規模に違いはあるにせよ農業者は経営者である。なので税金を払うのならともかくもらって当たり前という感覚はどうなのだろう。

 僕も補助金をもらってハウスを建ててきたのだがそれは規模拡大するためでそれには雇用を伴う。補助金をもらってばかりではなく雇用をすることで何らかのリターンをしなければならないと思ってきたのだが、最近は補助事業に縛りがなくなってきて何でもありになってきた。もらった税金を返そうとするならば所得税、市民税、消費税と払って行かねばならないのだが、消費税に至っては1千万円以下は払わなくてもいいという益税といわれる事業主もこの業界には多い。

 なんとなく農業という儲からないキツイ仕事をやっているのだから面倒見てもらって当たり前だと言わんばかりの風潮なのだが職業は自分で選択しているのだから、選んだあなたに非があるので国には全く関係ない。個人事業主としてやっているのに税金をもらっているばかりか東京で働いている普通のサラリーマンよりはるかに低い納税額ということが恥ずかしいと思わないのがやはり地方の衰退ということだろう。

 補助金というのは必要なものだとは思うのだが、その使い道は、農業においては、今現在間違っていることの方が多いと言わざるを得ない。生産が安定するための技術の習得。それなくして生活の安定はなしえない。いくら注文を多くもらってもものがなければ売り上げは立たない。生産の安定がすべてを支えていくのだ。だからこの部分に特化した補助金ないし補助的機構が一番役に立つのではないのだろうか。

 農業だけがキツイのではない。いずれの職業もキツイのだ。挫けず頑張りましょう!
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