今日は5時頃になんとか出発。煮つけ用の魚を釣らねばならない。かめやに寄って氷と砂虫を買ったので長波止到着は6時半過ぎ。すでに2名が釣っている。投げの方は知らない人だったが生きエビで釣っている人は30年来の知人だった。
クーラーを覗くとチヌとメイタとセイゴが。魚はいるらしい。
マキエはこんなもの。エサ取りは見えているのはスズメダイ。下に手のひら級のクロ。
今日がデビュー戦。クーラーを買ったのは何年振りだろう。
やはりと言ってもいいか。こればっかり。かけてもかけてもバリとガンバ。飲み込まれて切れるか、テトラでこすれてバラスか、釣りあげてもヤアばかり。
メイタは30cmを一匹釣っただけでサヨリも見えず。これはとりあえずクロでも釣るかと飛ばしウキをつけた2段ウキ仕掛けで一ヒロ前後で釣るとこれが来た。この辺では珍しい30cm。手のひら位も入れ食いになる。時折やはりバリが来て取り込みが大変。切れるかそうでなくてもハリスはザラザラになるので針結びが忙しい。
干潮になったので長波止を一旦撤収してキスを狙いに行ったが今日はあいにく東寄りの風が強くてポイントは濁ってしまったので釣果は伸びず15cmを4匹と24.5cmを一匹釣って終了。あと珍しく30cmのグチもゲット。
再び長波止にもどって満ち潮でこっぱグロを釣る。手のひら級は入れ食い。かけてはリリースの繰り返し。しかし面白いことは面白い。
8時前に帰宅。ほとんどクーラーは満タン。釣った魚はクロ、メイタ、キス、グチ、クサビ、サヨリ、バリ、スズメダイ、ガンバ。多魚種な日だった。他の人が釣ったものではカワハギ、マダイ、カレイ、ヒラアジ、セイゴ。まさに長波止、秋のシーズンインというパターン。意外だったのはアジは全くいなかったこと。したがって秋恒例の魚食魚のライズがなかった。一応ルアーとぶっこみの道具も用意してはいたのだが。
おばちゃんたちに魚を配ってこれが長崎の義父に持っていく分。魚好きなので煮つけにすれば何日か楽しめるだろう。
今回はとにかく掛けた。バリは何匹ばらして、何匹リリースしたかわからない。クロの方も同じ。針は3袋は使ったかな。これほど針を結んだのは久しぶり。夕方の一発を期待していたのだが残念ながらなかった。今年は夕マズメにいい思いをしたことがない。
釣った魚はクロ以外は全部痩せている。もう少し冷えないといけない様だ。朝一で久しぶりに知人と会ったが夕方は夜釣り組の知人と会って懐かしかった。夜は青イソメの電気ウキの流し釣りでクロ、チヌ、スズキを狙うのが伝統釣法なのだ。夜釣り組は10代から60代まで7人ほどいたのでまだまだここも捨てたものではないのだなと思った。
高校生の時はここの夜釣りに30人ほどが並んで釣ったりしたこともあった。僕は先輩と友達ときて騒いでよく怒られたりしたものだ。以前は静かにしてないとチヌは釣れないとかハリスは細くないといけないとか変なシバリがたくさんあって、声を立てるなと言うのが常識だった。
小6の10/10に初めて自転車でここに来て以来、33年が経つ。もう何回ここに来ただろう。波止が改修されて魚影は薄くなったが荷物を担いで波止の先端に歩いていく時はいつもドキドキする。あー今日も面白かった。また来よう。