人類で初めて超音速飛行に成功した
ことで有名なイエーガー氏がなくなりました
今回は特別追悼記事です
Chuck Yeager HPより
World War IIのエースパイロットで、
世界で初めて超音速飛行に成功した
チャック・イエーガー(Chuck Yeager)
氏が7日、死去した。97歳だった
イエーガー氏は、ハリウッド映画
『ライトスタッフ(The Right Stuff)』の
登場人物のモデルでも知られている。
AFPより
手探りだった超音速飛行
当時の航空工学的に未知の領域だった
超音速域の飛行のためにBell X-1は
機体のデザインを50口径の弾丸の形に
範をとっています
その設計は効を奏し イエーガーは見事に
水平飛行時に音速を突破することに成功します
この辺はライトスタッフにもよく描かれています
あの映画には 管理者も影響を受けましたが
イエーガー自身もアドバイザー参加しているので
かなり正確です
例の飛行前に落馬で肋骨を傷つけていて
モップの柄を切り取ってハッチをロック
したという逸話も事実です
管理者の作成したX-1 右は計画のみで
終わった後退翼モデルを想定して作ったモデル
違うのは飛行の直前に選ばれたわけでなく
飛行も徐々に速度を上げていって9回目の
10月14日の飛行時に高度1万3700メートルで
B29爆撃機から切り離され、マッハ1.06という
超音速飛行に成功しました
NF-104Aでの飛行
続いて 映画同様に宇宙飛行士訓練用に
F-104の尾翼の付け根にLR121/AR-2-NA-1
ロケットエンジン(推力:26.7kN)を
搭載したNF-104Aで飛行中にトラブルに
見舞われ13回のフラットスピンの後に
こうしたスピンを止めるためのドラッグ
シュートがついていなかった機体なので
墜落しています
しかし わずか6週間後には現場復帰
するというタフネスぶりを示しています
ちなみに映画にあった煌めくF-104で
ランウェイを進む時に"イエーガーなら
許可はあるはずだ"という無許可飛行と
いうのはやはり演出で飛行許可は取って
いました
管理者の作成したNF-104 奥は三菱T2-CCV
手前はイギリス実験機 フェアリーデルタ
またリフティングボディ機を最初に操縦した
米空軍パイロットにもなっています
その後もタイやベトナム ドイツなどで
実戦部隊の指揮を執り 最終的な階級は
准将で退役(その後 予備役少将)
搭乗した機体数は約360種類に及び
総飛行時間は1万時間を超えるという
達人ぶりでした
ご冥福をお祈りします(-人-)
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