今回は台湾の軍事と外交の近況をみていきます
中国人民解放軍の軍用機延べ20機が進入
台湾南西の防空識別圏(ADIZ)に進入
したのは、KJ500早期警戒管制機×1機、
H6K爆撃機×4機、J16戦闘機×10機、
J10戦闘機×2機、Y8対潜哨戒機×2機、
そしてY8偵察機×1機 計20機。
1日に飛来する中国軍機の延べ数としては
、同部が台湾周辺空域の中国軍の動向を
公表し始めた昨年9月以来最多となる。
この日は、台湾と米国が沿岸警備の
連携強化に関する覚書を結んだばかりだった。
これを受け、総統府の張惇涵報道官は
「地域の平和と両岸(台湾と中国)関係の
発展に役立たない」との認識を示した。
蘇貞昌行政院長(首相)も覚書締結は
「地域の平和のため」と強調し、
より多くの力を人民のために割くべきだ
と中国に呼び掛けた/台北中央社より引用
続いて外交面の話題です
【日台交流基本法】制定を 自民有志が決議
台湾との関係強化目指す 故李登輝元総統の
誕生日1月15日を「日台友情の日」とする事も
自民党の保守系の有志議員でつくる
「保守団結の会」は24日、国会内で
会合を開き、台湾との関係強化を
目指す決議を採択した。
「日台交流基本法」制定の要請や、
同党と台湾の与党・民進党との定期的な
会合の開催などが提言された。
決議は中国共産党政権の脅威に言及し、
地政学的要衝である台湾を守るべきだと指摘。
台湾との連携と交流を深化させることは
重大な意義を持つとの見解が示された。
故李登輝元総統の誕生日である1月15日を
「日台友情の日」とすることも提案された。
また、中国が輸入を停止したことで
、日本で買い支えの動きが広がった
台湾産パイナップルにも言及。台湾との
貿易がより活発となることに期待を寄せ、
支援をさらに強化する姿勢を示した。
会合には、台北駐日経済文化代表処の
謝長廷代表(大使に相当)が招かれ講演。
日本について「まさかのときの友こそ真の友」
だとし、台湾産パイナップルへの支援に
改めて感謝した。(東京中央社)
吉凶混合の台湾の現状
国交を停止する国が続くなど昨年まで
中共側に押されていた台湾外交もここのところ
押し返し始め TPP加盟促進やNATO PLASに
加入といった話も進んでいるようです
更にこの日台交流基本法 中共さんが
顔真っ赤で起こりそうで実にけっこうです
パイナップルも話題になりましたな
( ・ω・)=つ≡つ 台湾和港独派加油 打滅共匪
(っ ≡つ=つ
一方で軍事的には今回のように大規模
編隊が襲来して 示威行動が続いています
自分は2021-02-21の記事で以下のように書きました
"1月23日にも13機 24日にも15機という
大編隊が連続接近しました
その時はH-6k爆撃機が8機と編隊の
主力をなす構成になっていましたが
こうなってくると中共は毎月
10機以上の編隊を送り込んでくる
パターンをとる戦術かもしれません
これだけの編隊が常に接近するとなると
当然 台湾側の心理的プレッシャーは
増大するでしょう"
この懸念通り 台湾空軍のF-5E戦闘機が
衝突事故を起こしました
少数の守備側には主導権が取れないという
弱みがあります
今後も厳しい圧力が続くと思われます
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