そういう自分に嫌気がさす事がある。
何を
したら
いいのか
わからなく
なる。
ワークでは自分の背中を意識しつつ呼吸をしている。
自分の背中は自分の目では見ることができない。
その背中に黒い色を塗り、その黒い背中を意識しながらそいつを連れて歩いてい
く。
そんな中、自分の今いる場所を探ってみる。
ある一室。
とあるフロアの一室。
三階の一室。
とあるビルの三階の一室。
とある住宅やビル、マンションに囲まれたあるビルの三階の一室。
とある町の中のあるビルの三階の一室。
とある市のとある町の中のあるビルの三階の一室。
兵庫県のとある市のとある町の中のあるビルの三階の一室。
日本の兵庫県のとある市のとある町の中のあるビルの三階の一室。
その中に「私」がいる。
けっしてこの稽古場だけでは収まらない「私」。
そうした中、自分を「呼吸する触覚」になってみる。
体中の皮膚から肉から骨から全てがセンサーとなり、スポンジのように吸い取る。
空気を吸うのは決して口からだけではない。
誰かから聞いたのだが、皮膚呼吸が出来ないと人は死んでしまうらしい。
そうでなくても体は絶えず何かを察している。
それを吸い取る。
感じるために手を振るい、呼吸して空間を感じていく。
こうした感じる体を持つということは僕が踊るために最低限必要だと考えている。
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