ミンクス室内オーケストラ

1986年に結成されました。常任指揮者に、松岡究氏を迎えモーツアルト、ベートーベンなどの古典を中心に演奏しています。

鷲見三郎顕彰事業

2005-12-15 12:06:53 | 音楽
今年度の鷲見三郎顕彰記念、弦楽の響きコンサートは新春早々の演奏会になりました。
新春にふさわしい、地元の若きピアニスト中ノ森めぐみさんと、日本を代表する弦楽四重奏団SAWA QUARTET の共演です。
鷲見三郎氏は米子市の生んだ偉大なバイオリンの指導者。数多くの名バイオリニストを育て上げられました。現在活躍する日本のバイオリニストで鷲見氏と関連を持たない人を探すのはきわめて難しい、といっても過言ではありません。米子市ではその偉大な業績を顕彰するため、氏の育てられた著明な音楽家を招いてのコンサートを行っています。
今年度あわせて行われるジュニアオーケストラの演奏会の指導には、長岡京アンサンブルの主催者として有名な森悠子氏が指導者として加わっていただくことになりました。
さて、近年は地元の演奏家と、鷲見氏の育てられた著明な演奏家との共演によるコンサートを行ってまいりました。安部可菜子氏と澤和樹氏の共演、野坂智子氏、稲田真司氏とSAWA QURTETの共演は何れも、地元の音楽ファンに大きな感動を与えました。
鳥取県でも優れた演奏家が沢山育つようになりましたが、このような超一流の演奏家との共演は、米子の音楽ファンや、これから音楽の道を目指す若い子供たちに大きな夢を与えてくれます。
今年度登場する中ノ森めぐみさんは米子北斗を卒業後、東京藝術大学で学ぶ新進のピアニスト。すでに数々のコンクールでの入賞歴を持っておられます。平成17年5月にはミンクス室内オーケストラと共演されシューマンのピアノ協奏曲を演奏され地元の音楽ファンに大きな感動を与えて下さいました。
SAWA QUARTET は東京藝術大学教授でバイオリン奏者の 澤 和樹氏の主催される日本では最も有名な弦楽四重奏団のひとつです。ファーストバイオリンの澤 和樹氏はもとより、デュオハヤシとしての活躍でも有名なチェロの林 俊昭氏などこれほどの著明な演奏家が集まっての弦楽四重奏は国内では他に類を見ません。
昨年度の演奏会では澤氏のお人柄もあいまって、アンコールのときなど、客席と一体となった暖かい演奏会になりました。
今年の演奏会は。モーツアルト:弦楽四重奏曲変ロ長調 狩 ラベル:弦楽四重奏 シューマン:ピアノ5重奏曲が演奏されます。
今回のチケットの裏面には、お越しの皆様のお名前をいただけますようお願いをしております。 米子市の音楽文化を担当する文化ホールでは独自の鑑賞団体や会員を持っておりません。皆様が連絡先としてお名前を書いていただければ、文化ホール主催の安価で、ハイレベルな演奏会のご案内を差し上げることが出来ます。安定した集客が望めるようになれば様々な演奏会の企画が可能となり、音楽ファンの皆様の大きなメリットとなると思われます。 ご理解のうえ、どうかお名前を書いていただきますよう、お願いいたします。