アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

0人でなければ

2015年09月20日 | 思う事
この前のチリで起きた震災犠牲者は6人だとか…8人だったとか…
被害者が少なかった理由を語っていました。


でも
でも
でもです。

犠牲者はいたのに
チリの偉い人が
英雄のごとく語るのは
おかしいと思いました。

確かに5年前だかのチリ地震よりは
ずっと犠牲者が少ないから
努力の現れだろうけど
人一人をどんぶり勘定的な扱いなのが
凄く嫌だな と思いました。

その犠牲者の6人だか、8人だかに
自分の家族が居たとしたら
悲しくないですか?
「犠牲者が少なくて良かったぁ」
って ならなくないですか?
そして犠牲者が少ないほど返って
犠牲になった家族はやるせない思いになると思います。


英雄っぽく話すのは
犠牲者が0人だった時だけだと思います。
一人でもいたら
「良い」か「悪い」か
って言ったら
「悪い」
だと思います。

それしかない。

日本の出来事ではないけれど
日本だったら
もっとあからさまに
凄い話題として取り上げそうで…
コメント
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