つむぎの会（2）

昨日はつむぎの会
会に行く前に石巻の日和山に行って桜見物
2年前にアユが写ったところで
写真を撮りたかったのです。
でも人もいっぱいでどこかよくわからなかったけど
一応写しました。
日和山から見渡す石巻の景色が
あまりにもリアル過ぎて
涙が出て
見ていられませんでした。

そしてつむぎの会
連休中とあってか6人だけでしたけど
いっぱい話しができました。

してなおちゃん宅にお泊り
多賀城市なう

連休

大型連休に入りましたね。
いつもだったらアユが帰って来てにぎやかな連休のはずなのに
去年はめちゃくちゃな気持ちだったし
今年は・・・忙しいけど寂しい連休です。

明日はつむぎの会で石巻に
そしてそのまま会の仲間のなおちゃんのところに
お泊りしてきます。
なおちゃんは大事な一人娘と家族を一気に失いました。
そして今は一人暮らし
信じられない状況が石巻にはいっぱい・・・
でも一緒にいると落ち着けるから
通い続けています。皆に会えるのも楽しみだよ

１日にはゆう君が酒田に帰ってくる予定
アユと凛のお墓にも誰かお参りに来てくれるかもしれません。
時々お友達が来てくれているようでした。
ありがとうね　ずっと忘れないでいてあげてね。
皆の事いつも待っていると思います。

そして３日はアユのもう一つの命日です。

凛

たった６ヶ月
あの津波がなかったら
１歳７ヶ月
凛

凛だけでも元気でいてくれたらって
何度も思った
誰かに助けられて
育てられてはいないだろうか

あの震災のごたごたの中
赤ちゃんを拾ったら自分の子供にしてしまえるもの
そんな子供はいませんか？

やっと声を出して笑うようになって
少しハイハイができる様になってきた所
かわいい盛り
今はもう走ってるなぁ
お話しも上手になって来てみんなを笑わせてくれてるなぁ

凛　どこにいるんだろう


　

心のリハビリ

何をしていてもどこにいても
アユと凛を思っている
やっぱり逢いたいな
どーしても逢いたいよ

私の話を聞いて
「私だったら気が狂う」て人が
何人かいたけど
そんな事は当たり前　
でも生きていかなきゃいけないから
自分の生きようとする力が
なんとか奮い立たせてくれてるだけです

アユと凜がいた頃の自分にはもどれないし
自分の中のブチ壊れた何かが
たぶんもう再生できない
そんな思いを抱えて生きていくんだと思う

笑っていても楽しくない
楽しんでいても辛い
顔は笑ってても胸の奥でいつも泣いている
心が泣いてる　て自分でわかるけど
涙は見せないようにしている
言葉掛けられたくないから
心に響かない言葉掛けられたくないから

心のリハビリはまだまだ時間かかりそうです

春

震災は人事ではないと言っている時点で人事だ　と言っている人がいた
私もそう思う
まして酒田の何も被害もなく悲しみもないところで
言葉を掛けられても心に響くものはない
誰しも人事だと感じる
感じるからしかたない
だから時々疎ましく思う

春は別れと出会いの季節と言うけど
別れ別れになっちゃたね　アユ　凛

ずっと一緒に・・・が正確かもしれないけど
目を開けていると世の中のいろいろじゃまで
アユと凛がよく見えない
目を閉じるとよく見えるよ
いつでも笑ってる
写真の笑顔と同じ　声もちゃんと聞こえる

近くにいるのもよくわかる
でもねほっぺたにさわりたい　会話したい　
凛　抱っこしたい

春が出会いの季節なら
いつかのさくらの時期には
また会えるかな

２年前　石巻の日和山にて