震災は何も被害もなく
誰もなくしてもいない人達は
今もあの時と同じ様に生きていて
当たり前に生活している。
それと同じ様に話しをされるけど
何か違うよ。
震災後
活字が読めなくなって
毎日、子ども達に読んでいた絵本さえ
読めなくなった。
歌も歌えなかった。
頭の中で整理をつけられなかった。
文章を読めなかった。
人の言葉を受け止めて聞くことが出来なかった。
耳の聞こえが悪くなって
人の話しが聞き取れなかった。
涙
止められなかった。
今
色々できる。
失敗もする。
間違いも、忘れる事もある。
でも
それでも「頑張った」と自分を褒めていけないかな?
ここまで
頑張ったと思う と
思ってダメかな?
私の知っている子どもをなくしたママ達は
みんな頑張ったと思う。
相当、頑張った。
子どもなくしてなくて
当たり前に生きてきた人達には
わからないかもしれないけど
相当、シンドイよ。
「私だったら生きていけなーい」
って軽く言っちゃう人達には
わからない位
相当、シンドイ
だって
「生きていけない」かもしれない位の事だもの
シンドイけど
生きるんだよ
それでも
もっと頑張らなくちゃいけないですかねぇ
と、時々ため息が出る世の中
頑張れる人が頑張ればいいじゃん
私はシンドイよ