純風満蘭 富貴蘭・風蘭ブログ 着生蘭よもやま話

雪月花

あれこれ1年と5カ月と27日


「ぼくが見てきたフウランの中で、一番白い」と、あんこさんが言及した「雪月花」です


本当に真っ白。雪のようです


親木はちょい縞ですが、斑の部分は真っ白。子の当たりどころが良かったようです


植え替えてみましたが、根の状態も上々


さらに斑のところから出た根先は、ルビー色(桃色)


ミズゴケの中で、光が当たっていないところは白根でした






セリ会で先輩諸氏から幽霊になるから「やめろ」、と忠告されましたが、若者は時に冒険をしたくなるもんです。誰も声を掛けませんでしたが、高値で落札しました




天葉は紺地がないように見えますが後から緑が乗ってきます。今回もちょっと紺地がありますので、たぶん大丈夫でしょう


覆輪で完成したら、すごい品種になると期待しています


名前の由来は、氏が遠いところに旅立ってしまったので聞けず、もう分かりません 「もっと欲しい? 」って言われていたのですが、機会を逸してしまいました
あゝ交換会でのいつもの口上が聞こえるようです「 この木は ひと鉢しかありません」

それに名の由来は、四季の代表的風物をあらわす言葉か、工藤静香の歌か。

氏のことですから、きっと...でしょうね


思い出とともにます。

1470000雪月花(せつげっか)(奄美)【風蘭】【月型付け、薄い泥軸、泥根、ルビー根、白花】天冴えの雪白縞。中型の波葉。日焼けしない白斑。2017年4月9日。関東富貴蘭会(松浦和美氏)。

ポチッとお願いします。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「風蘭」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事