やまがた好日抄ーⅡ

低く暮らし、高く想ふ! 
山形の魅力を、日々の関心事を、気ままに…。

最上三十三観音、二日目

2022-07-20 | 寺社奉行的なもの
先日、最上三十三観音の二日目を済ませてゐました。

内陸地区の北部を中心とした12寺をめぐりました。
そのなかのいくつかをご紹介ー。

東根市の黒鳥観音





うっさうとした参道の先に小さな観音堂。
そして何よりも、堂内にあったむさかり絵馬の美しいこと! こんなに穏やかな雰囲気の絵馬を見たのは初めてでした。
おそらく、やはらかな日差しの縁側でたわいのない話をしてゐるだらう若夫婦の凛とした姿ー。さうあって欲しかった!と望んだ奉納者の悲しみが心を打ちます。




村山市の小松沢観音

小生好きな場所で、細い道を登り切ったところにあります。
まずは、これも小生が好きな不動明王が出迎へる。





細く急な階段の先に、立派な山門とお堂があります。







そしてここにも素敵な絵馬がー!
まるで昭和そのもののやうな雰囲気のタッチで、拙いながら、無邪気にほほ笑む姿が、やはり悲しいー。





大石田町の大石田観音



彫られてゐた天女の姿が美しい!




尾花沢市の上ノ畑観音

まう、銀山温泉に近いさびれた地区で、威風堂々とした山門が心を躍らせます。











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