歌集「春雷」

生きることはイッヒ・ロマン(Ich-Roman)....
   

残影…

2009-03-28 19:02:07 | Ich-Roman
最後(いやはて)の恋とし思ふきみが背にのこりし影と隣り合ひつつ
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2 コメント

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締め付けられるように。 (春の雨。)
2009-03-29 08:41:39

胸が痛くて

苦しくて

届かないその場所に手を伸ばす。


移り香の 

残らないまま

背を向けて

立ち去る靴音

聴くしかないんだ。

返信する
言葉と言葉。 (春の雨。)
2009-03-30 21:33:03
その繋がりの意味は

あるのかな。

私にはわからない。





でもね。






銀色の片鱗を

あなたの上から降らせよう。

鈍く光る刃の

気付かないままに擦れ落ちた片鱗を。


あなたの背に 胸に落ちても

それはやはり 

あなたも

気付くことなく

その肌の奥深く

突き刺さって

いつしか

一部に変わる。


銀色の片鱗は

私の心。



時も場所も選ばず

そこに降りかかる。
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