りのすの『プチツーリング』ブログ

週末にホームコースをオートバイで小一時間くらい流してくるブログがメインです。
八の字練習とかも時々してたりします。

プチツーリング『木賊温泉』

2006-11-09 22:07:29 | 旅行記

私は紅葉の時期は遠出はしないようにしています。理由は混雑が嫌いだからです。今日は、ホントに天気の良い日で、まさに小春日和にほだされてしまってのプチツーリングとなりました。
平日の午前10時に移動を始めて、塩原を抜けて田島の道の駅まで。ここまではずいぶんと混んでいて、「やっぱり平日でも紅葉の時期はダメなんだなぁ、引き返しちゃおうかなぁ」と思いつつ、田島の道の駅に着きました。一番寒かったのは尾頭トンネル付近でしたね。トンネル付近を離れると、とたんになぜだか暖かになってきました。日差しもいい感じの小春日和です。たまりませーん(^_^)
道の駅で、200円のコーヒーを飲みながら空を見上げます。20061109_01_2最高です。( ^_^)
平日なのに観光客の多いこと多いこと。やはり紅葉の観光シーズンなんだなぁとあらためて感じます。
今日の出で立ちは、上は「革ジャン」+「クシタニ社製ゴアウィンドストッパー」、下は「ノースフェイスのタイツ(けっこう薄手なやつ)」+「ユニクロの特価1,000円のシュリンク・トゥー・フィットのジーンズ(35インチ(T^T)痩せなきゃなぁ)」。
道の駅を出発すると、それまで冷えていたカラダがすっかり暖まっていました。まるで冷えを脱ぎ捨てたみたいな感じで、ちょっと走ってまた冷え始めるというような感じがなくて、ホカホカと小春日和のおかげなのか、ちょっと暖かに感じるくらいで道の駅を出てすぐに、冷えたからだを忘れている自分がいました。 走っても走っても、全然寒くならず、カラダも冷えず、どんどん道路が空いていく。そして山が近づいてきてその色がもうたまらないくらいの秋を見せつけてくれる。20061109_02_1そのバックは青空。それは冬の青空のはずなのに、20061109_03感じる空気感は初秋の風のない暖かな日和のそれです。ヘルメットの中で意味不明なかけ声(奇声ともいうかな?)を発しながらスロットルをくれてやっている自分がいました。今日は何度も「あ~、これでなにもかもが終わっちゃってもいいくらいだよな~」と感じ入ってましたね。(^ー^)
木賊温泉に着いて、入湯料金の細かいお金がないのに気づいて、近くの雑貨屋でペットボトルの水を買いました。店のおじさんに「これからどこまでいくんだい?」と聞かれて、「まずはお風呂です!」と即答です(^_^)  湯の上という民宿の方に、バイク置き場をお借りして露天風呂に降りていきました。
20061109_0420061109_06_120061109_05_120061109_08露天風呂には、鹿沼から来たという熟年カップルの先客がいらっしゃいました。女性から「入るんですか?」と聞かれて、即答で「モチロン!」と言いながら脱ぎ始めてましたネ。もう入りたくて入りたくてそれだけを楽しみにこの2時間走り続けてきたという気持ちしかなかったですから(苦笑)

 男性の方は、数十年前から来ている方で、昔は熱い方の湯船はとても深かったと言ってました。言われてみれば、昔、来た当初の頃は湯船に中腰で入っていたことがあったような気がしましたね。
カップルが去ったあと、しばらく一人で露天風呂を満喫です。(^_^) 風はしっかり秋風なのに冷たくないし、日差しはどんどんいい感じになっている。聞こえてくるのは、川のせせらぎ音。動いているのは湯船から立ち上る湯気。あ~、もうどうにでもしてぇ~状態です。 足まですっかり芯まで暖まっちゃいます(^_^)(^_^) 20061109_0720061109_09
ゆっくり着替えてから、のんびりとバイクのところまで登ります。途中のお宮(神社?)でいつものようにおまいりです。今日はよいことにご縁があるようにと555円入れました。

木賊温泉からの帰りは、ここちよくのぼせていて、ヘルメットのシールド全開でゆっくりと下ります。このひとときもただただ幸せな限りです。(^o^)
帰りに田島の道の駅で、てんぷらそばを食べました。そのあと期間限定のりんごのソフトクリーム(すりおろしと書いてあるのに惹かれちゃいました)を食べました。 そのあとおなかこわして、しばらくトイレにうずくまってました。(レスポンス良すぎる私のおなか、、(苦笑))

木賊温泉の帰りは、塩原が近づいてくると現実に引き戻されるような悲しみを感じます。逆に、行きに塩原を抜けるときは、「現実」と「そうじゃないところ」の境界線の関所みたいなのを越えたなぁと感じながら塩原をあとにするという気がします。
国道121号線を右折して、国道352号線に入ると、「そうじゃない」ところの入口に来たぁ~っ!っていつも感じます。今日は特にそうでした。冬の青空に紅葉した山が目前にせまってきて、その山に向かって走り上がっていくような道路は、がらがらで貸し切りみたいに空いている。「紅葉の時期に走るのも悪くない、いや、この気持ちは他には得難いくらいのものだな~」と、今回初めて紅葉の時期に走ってみて感じました。

来年も紅葉の平日に来たいと強く思っています。今日はホントよかった。


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