今日は、9時10分前頃に出発した。
行き先は、湯西川温泉。理由は、昨日出かけた檜枝岐の蕎麦の味がいま一つだった気がするので、同じ平家の落人の里である、湯西川温泉の蕎麦の味を確かめたかったからだ。道順は、いつもの県民の森のコースから尚仁沢方面へ抜けて、藤原宇都宮線(県道63号線)で鬼怒川へまず抜けることにした。
国道4号線を南下して、土屋の交差点を右折。踏み切りを渡って右折。ビュンビュン飛ばして、森戸酒造の脇の道を抜けて、矢板那須線(県道30号線)にぶつかる丁字路で右折。ちょっと北上して、泉の丁字路で左折して、下塩原矢板線(県道56号線)に入る。八方ヶ原の手前で左折し、いつも通りのルートで県民の森の中に入っていく。感じとしては今日はまあまあの感じだったかな。
森林展示館を過ぎて、県民の森駐車場の交差点を右折する。台覚寺の丁字路を左折。余談だけど、このお寺も前々から気になっている。以前に、一度行ったことがあった。理由は簡単で、こんな山の中の陸の孤島のようなところのお寺ってなんなんだろうという疑問からだった。主要街道からも遠く、近隣に何か関連する施設等があるわけでもないし・・・。行った時の感想は、「こんな出で立ちで来ちゃいけないなぁ」というものだったと思う。
さて、次のY字路で右折する。すると、東荒川ダム近くの尚仁沢のハートランドのところに行く。それを通りすぎて、そのままこの道を進んでいくのだ。![0529_01hyousiki63 0529_01hyousiki63](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/77/68bd7bd11b1e1f90c09e19d0746c1702_s.jpg)
藤原宇都宮線(県道63号線)は、以前も通ったことがあるが、狭くて砂がたくさん浮いていて走って楽しい道とは言い難い。但し、山奥深くを走るという点では、ちょっとした冒険気分は味わえる。このルートは、地図上では鬼怒川方面へは最も直線に近いルートだ。やっとの思いでここを抜けると、国道121号線にぶつかる丁字路を右折する。![0529_02hyousiki_kinugawa_kawaji 0529_02hyousiki_kinugawa_kawaji](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/0d/03dab0aa565b9c8d33a65f2f7d1d82bb_s.jpg)
そして国道121号線を北上する。日曜日なのでもっと混んでるかと思ったが意外と車は少なかった。五十里湖を右に見ながら、黒部西川線(県道249号線)を左折して、湯西川方面に入る。久しぶりだったせいもあるのかどうか記憶が定かではないのだが、トンネルを抜けたらすぐ信号のある十字路に出くわし、そこを左折するという「昔もこんなだったかなぁ」と首をかしげてしまうような入り方だった。信号が赤で渋滞だったら、トンネル内に停車するということになるんだろうなぁ、危ないよなぁと思った。![0529_03yunisigawaonseneki 0529_03yunisigawaonseneki](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/d8/338ccfabc5b84abd5a16ca72ba5414b9_s.jpg)
ここからの道も砂の浮いた道で、ワインディングを楽しむというような道路ではない。走っていて思い出したのは、なぜか工事中の場所が多くて、大きなダンプカーがこんな狭い道を、というところを走っているという記憶だ。今回もそういう感じだった。![0529_04kanban_yunisigawaonsen 0529_04kanban_yunisigawaonsen](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/79/533d7ce8d048f71703dcdf50ddcb8df9_s.jpg)
しばらく進んで、途中の看板でめざす温泉を確かめようとするがどうもよくわからない。ま、いけばわかるだろうと進んでみる。
ようやく湯西川の街に入る。「ああ、初めて来た時もこんなひなびた感じだったなぁ」というのを思い出すような、人気のない印象の散在する人家。閑散としているのは、混んでいるのよりはずっと好きなのだが、以前来た時は、あんまりひなびた感じなので、このままこの空気に吸収されちゃうんじゃないかと不安になったほど寂しい人気のない陸の孤島の集落(人家は散在していて、なお寂しい)ものだった。
散在する人家を過ぎてしばらくするとようやく温泉街みたいな感じのところに入る。バイクで温泉街を二往復ほどして、どこにも温泉の目印が見つからないことと、バイクを止めておくところもそうそうないことを確かめて、今回は、バイクをちょっと離れた所に停めて歩いて温泉探しをすることにした。ちなみに温泉街の奥の方にある旅館(?)からは、想像以上に多い団体観光客がいるのにまずびっくりした。それと意外だったのは若いカップルがちらほらいることだ。「何か楽しいんだろうか?」と余計なお世話的な心配をしてしまう。(苦笑)それと外国人の観光客がいたのにも驚いた。数年前に来た時にはそういう人たちはまったくいなかったなぁと、純粋に驚いた。
めざす温泉だが゛昨夜、ネットで「予習」しており、金井旅館というところのそばだ。バイクを停めた近くにあるバス停に掲示してあった案内板から金井旅館を探しあて、その脇道を道なりに進んでみると、めざす温泉である公衆浴場を見つけた。ほんとにわかりづらいところにある。昨夜の予習がなかったら自力では見つけられなかった。![0529_05kousyuuyokujyou01 0529_05kousyuuyokujyou01](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/42/36/bf92ed9ef28ebbec944c2453ee20b9cc_s.jpg)
![0529_06kousyuuyokujyou02 0529_06kousyuuyokujyou02](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/06/98/3a4d394303c03284627d11d67d9407b7_s.jpg)
![0529_07kousyuuyokujyou03 0529_07kousyuuyokujyou03](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/3c/aca608a4eb7fba9e6b3eb75df26c880f_s.jpg)
![0529_08kawamo1 0529_08kawamo1](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6f/85/ebd813782ab34c89fb7a6c688f237ffd_s.jpg)
![0529_09kousyuuyokujyou4 0529_09kousyuuyokujyou4](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/de/9b43b33ded447c57abb00f0e57ad4d8c_s.jpg)
![0529_10kawamo2 0529_10kawamo2](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/e3/3079af39c9073b43fe7f4074b64e4a36_s.jpg)
12時少し前という時間だったが、誰も入っている人はいなくて貸し切りだった。(嬉)脱衣所はこぎれいで好感がもてる。窓から見える景色も川面が見えて、向かいの露天風呂も丸見えである。ま、この露天風呂は近くからかなり丸見えなんだけどネ。窓から右上を仰ぎ見ると、赤い欄干(だったかな?)の橋が見えて、通る人から風呂場が丸見え。向かいの露天風呂には、川べりから降りてきたのか、年配の観光客の老夫婦が足湯がわりに入ろうとしている。向かいで素っ裸で入っている僕の方をなんとも言えない表情で見ていた。
風呂から上がって、近くのスーパーでポカリスエットを買う。自販機では新札が使えないのだ。ポカリスエットを飲みながら街を歩いてみる。先程の団体客がようやく街中にやってきて、急に町の人口密度が増えたなぁと感じるようだ。
バイクに戻って、町外れまで道沿いに進んでみることにした。![0529_11hyousiki249 0529_11hyousiki249](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/06/bc/0457024de506fd465acc19d2523ea425_s.jpg)
以前にここから奥まで走り抜けたことがあったが、あまりの過疎な雰囲気のために、油断するとその閑散とした空気に取り込まれてしまうのではという不安を持ったほどの山間部の人気のない道路だったと記憶している。その時も今日もそうだが、これでいいのか?と思うほど、よい天気だったのだ。
来た道を戻って帰ることにした。まずは国道121号線まで戻ったが、藤原宇都宮線(県道63号線)をまた走るのは、砂の撒かれた神経を遣う道と思うと、ちょっと走る気にはなれなかったので国道をそのまま下ってみた。東部ワールドスクエアを過ぎ、高徳のY字路で左折して宇都宮船生藤原線(県道77号線)に入った。川沿いの飛ばせる道路だ。そのまま国道461号線に直進でつながり、船生、玉生と抜けて矢板の街に出る。しかし、まだ帰りたくなくてそのまま喜連川へ足を向けた。佐久山の町に出て、大田原氏家線(県道48号線)の丁字路で右折。かなり快調に飛ばして、喜連川の道の駅の近くまで来た。ふと、いつも通りのパターンはどうかなぁと思って、道の駅に寄るのは止めて、お丸山公園に行ってみることにした。ここに行くのもかなり久しぶりだ。以前に来た時には、朝市だったかをやっていて、やはりひなびた感じがいいなぁと思ってしまった印象が残っているところだ。そういえば、この公園には孔雀がいたなぁと思ったら、今回も健在のようで元気に鳴いていた。前と変わらないなと思っていたら、見たこともないスカイタワーとかというタワーがあるではないか。![0529_12annaiban_kituregawaonsen 0529_12annaiban_kituregawaonsen](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/44/73b06ed17dbe202dc0376ab007c0bd07_s.jpg)
![0529_13skytower 0529_13skytower](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5c/44/d4dcb1afa6ba6ff880919c14901e4300_s.jpg)
大人300円だそうな。次回来た時に家族とでも登ってみようと思い、今回は下調べ程度にとどめた。その向かいにある物産センターが、これまたひなびたみやげ物売り場前にある出店で、ここでところてん(200円)を食べる。久しぶりに食べるところてんを見ながら、自分はこういうひなびたところが結局は好きなんだなぁとつくづく感じる。スカイタワーの他にも足湯の施設もできていて、なぜだかけっこう人がいたのが、ちょっとほほえましかった。以前来た時は全く意識しなかったが、当然温泉施設もある(600円)。次回はちゃんと入ってみようかと思っている。遠くまで温泉を求めていくのもいいだろうが、近隣の温泉にちゃんと入っているのか?というと恥ずかしながら『灯台もと暗し』だ。佐久山の余一温泉やきみのゆを筆頭に、いつものよく通るという近隣の温泉に入ってみて、そこと比較して遠方の風情ある露天風呂に感慨深く入浴するというのがいいような気が、なぜか最近するのだ。ここ2日ばかり遠方にばかり行っていたからそんな気持ちになっているんだろうなぁとも思う。しかし、以前出かけた塩原の元湯温泉のえびすやなどは、近隣の温泉でありながらかなりよい温泉だった。ちゃんと身近なところを知ることも、平行してやった方がいいのだろうな、と、ちょっと近所を見直しつつある今日この頃だ。有料の近隣の温泉を見直してみよう。(でも行く時はバイクじゃなくて車になるだろうなぁ。近すぎてバイクは恥ずかしいし。)
プチツーリングが、だんだん温泉報告レポートになりそうで、本人としてもほほえましく少々悩んでいる今日このごろである。 でも、木賊温泉はいつまでもマイブームの露天風呂としておきたい。あそこはいろんな思い出もあって純粋に好きなのだ。今後、近隣の温泉を周りながら、木賊温泉の良さを再認識するようになったら嬉しいと思っているし、そうであればなおさらバイクで出かけるのも嬉しい遠出となると思っている。
行き先は、湯西川温泉。理由は、昨日出かけた檜枝岐の蕎麦の味がいま一つだった気がするので、同じ平家の落人の里である、湯西川温泉の蕎麦の味を確かめたかったからだ。道順は、いつもの県民の森のコースから尚仁沢方面へ抜けて、藤原宇都宮線(県道63号線)で鬼怒川へまず抜けることにした。
国道4号線を南下して、土屋の交差点を右折。踏み切りを渡って右折。ビュンビュン飛ばして、森戸酒造の脇の道を抜けて、矢板那須線(県道30号線)にぶつかる丁字路で右折。ちょっと北上して、泉の丁字路で左折して、下塩原矢板線(県道56号線)に入る。八方ヶ原の手前で左折し、いつも通りのルートで県民の森の中に入っていく。感じとしては今日はまあまあの感じだったかな。
森林展示館を過ぎて、県民の森駐車場の交差点を右折する。台覚寺の丁字路を左折。余談だけど、このお寺も前々から気になっている。以前に、一度行ったことがあった。理由は簡単で、こんな山の中の陸の孤島のようなところのお寺ってなんなんだろうという疑問からだった。主要街道からも遠く、近隣に何か関連する施設等があるわけでもないし・・・。行った時の感想は、「こんな出で立ちで来ちゃいけないなぁ」というものだったと思う。
さて、次のY字路で右折する。すると、東荒川ダム近くの尚仁沢のハートランドのところに行く。それを通りすぎて、そのままこの道を進んでいくのだ。
![0529_01hyousiki63 0529_01hyousiki63](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/77/68bd7bd11b1e1f90c09e19d0746c1702_s.jpg)
藤原宇都宮線(県道63号線)は、以前も通ったことがあるが、狭くて砂がたくさん浮いていて走って楽しい道とは言い難い。但し、山奥深くを走るという点では、ちょっとした冒険気分は味わえる。このルートは、地図上では鬼怒川方面へは最も直線に近いルートだ。やっとの思いでここを抜けると、国道121号線にぶつかる丁字路を右折する。
![0529_02hyousiki_kinugawa_kawaji 0529_02hyousiki_kinugawa_kawaji](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/0d/03dab0aa565b9c8d33a65f2f7d1d82bb_s.jpg)
そして国道121号線を北上する。日曜日なのでもっと混んでるかと思ったが意外と車は少なかった。五十里湖を右に見ながら、黒部西川線(県道249号線)を左折して、湯西川方面に入る。久しぶりだったせいもあるのかどうか記憶が定かではないのだが、トンネルを抜けたらすぐ信号のある十字路に出くわし、そこを左折するという「昔もこんなだったかなぁ」と首をかしげてしまうような入り方だった。信号が赤で渋滞だったら、トンネル内に停車するということになるんだろうなぁ、危ないよなぁと思った。
![0529_03yunisigawaonseneki 0529_03yunisigawaonseneki](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/d8/338ccfabc5b84abd5a16ca72ba5414b9_s.jpg)
ここからの道も砂の浮いた道で、ワインディングを楽しむというような道路ではない。走っていて思い出したのは、なぜか工事中の場所が多くて、大きなダンプカーがこんな狭い道を、というところを走っているという記憶だ。今回もそういう感じだった。
![0529_04kanban_yunisigawaonsen 0529_04kanban_yunisigawaonsen](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/79/533d7ce8d048f71703dcdf50ddcb8df9_s.jpg)
しばらく進んで、途中の看板でめざす温泉を確かめようとするがどうもよくわからない。ま、いけばわかるだろうと進んでみる。
ようやく湯西川の街に入る。「ああ、初めて来た時もこんなひなびた感じだったなぁ」というのを思い出すような、人気のない印象の散在する人家。閑散としているのは、混んでいるのよりはずっと好きなのだが、以前来た時は、あんまりひなびた感じなので、このままこの空気に吸収されちゃうんじゃないかと不安になったほど寂しい人気のない陸の孤島の集落(人家は散在していて、なお寂しい)ものだった。
散在する人家を過ぎてしばらくするとようやく温泉街みたいな感じのところに入る。バイクで温泉街を二往復ほどして、どこにも温泉の目印が見つからないことと、バイクを止めておくところもそうそうないことを確かめて、今回は、バイクをちょっと離れた所に停めて歩いて温泉探しをすることにした。ちなみに温泉街の奥の方にある旅館(?)からは、想像以上に多い団体観光客がいるのにまずびっくりした。それと意外だったのは若いカップルがちらほらいることだ。「何か楽しいんだろうか?」と余計なお世話的な心配をしてしまう。(苦笑)それと外国人の観光客がいたのにも驚いた。数年前に来た時にはそういう人たちはまったくいなかったなぁと、純粋に驚いた。
めざす温泉だが゛昨夜、ネットで「予習」しており、金井旅館というところのそばだ。バイクを停めた近くにあるバス停に掲示してあった案内板から金井旅館を探しあて、その脇道を道なりに進んでみると、めざす温泉である公衆浴場を見つけた。ほんとにわかりづらいところにある。昨夜の予習がなかったら自力では見つけられなかった。
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12時少し前という時間だったが、誰も入っている人はいなくて貸し切りだった。(嬉)脱衣所はこぎれいで好感がもてる。窓から見える景色も川面が見えて、向かいの露天風呂も丸見えである。ま、この露天風呂は近くからかなり丸見えなんだけどネ。窓から右上を仰ぎ見ると、赤い欄干(だったかな?)の橋が見えて、通る人から風呂場が丸見え。向かいの露天風呂には、川べりから降りてきたのか、年配の観光客の老夫婦が足湯がわりに入ろうとしている。向かいで素っ裸で入っている僕の方をなんとも言えない表情で見ていた。
風呂から上がって、近くのスーパーでポカリスエットを買う。自販機では新札が使えないのだ。ポカリスエットを飲みながら街を歩いてみる。先程の団体客がようやく街中にやってきて、急に町の人口密度が増えたなぁと感じるようだ。
バイクに戻って、町外れまで道沿いに進んでみることにした。
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以前にここから奥まで走り抜けたことがあったが、あまりの過疎な雰囲気のために、油断するとその閑散とした空気に取り込まれてしまうのではという不安を持ったほどの山間部の人気のない道路だったと記憶している。その時も今日もそうだが、これでいいのか?と思うほど、よい天気だったのだ。
来た道を戻って帰ることにした。まずは国道121号線まで戻ったが、藤原宇都宮線(県道63号線)をまた走るのは、砂の撒かれた神経を遣う道と思うと、ちょっと走る気にはなれなかったので国道をそのまま下ってみた。東部ワールドスクエアを過ぎ、高徳のY字路で左折して宇都宮船生藤原線(県道77号線)に入った。川沿いの飛ばせる道路だ。そのまま国道461号線に直進でつながり、船生、玉生と抜けて矢板の街に出る。しかし、まだ帰りたくなくてそのまま喜連川へ足を向けた。佐久山の町に出て、大田原氏家線(県道48号線)の丁字路で右折。かなり快調に飛ばして、喜連川の道の駅の近くまで来た。ふと、いつも通りのパターンはどうかなぁと思って、道の駅に寄るのは止めて、お丸山公園に行ってみることにした。ここに行くのもかなり久しぶりだ。以前に来た時には、朝市だったかをやっていて、やはりひなびた感じがいいなぁと思ってしまった印象が残っているところだ。そういえば、この公園には孔雀がいたなぁと思ったら、今回も健在のようで元気に鳴いていた。前と変わらないなと思っていたら、見たこともないスカイタワーとかというタワーがあるではないか。
![0529_12annaiban_kituregawaonsen 0529_12annaiban_kituregawaonsen](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/44/73b06ed17dbe202dc0376ab007c0bd07_s.jpg)
![0529_13skytower 0529_13skytower](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5c/44/d4dcb1afa6ba6ff880919c14901e4300_s.jpg)
大人300円だそうな。次回来た時に家族とでも登ってみようと思い、今回は下調べ程度にとどめた。その向かいにある物産センターが、これまたひなびたみやげ物売り場前にある出店で、ここでところてん(200円)を食べる。久しぶりに食べるところてんを見ながら、自分はこういうひなびたところが結局は好きなんだなぁとつくづく感じる。スカイタワーの他にも足湯の施設もできていて、なぜだかけっこう人がいたのが、ちょっとほほえましかった。以前来た時は全く意識しなかったが、当然温泉施設もある(600円)。次回はちゃんと入ってみようかと思っている。遠くまで温泉を求めていくのもいいだろうが、近隣の温泉にちゃんと入っているのか?というと恥ずかしながら『灯台もと暗し』だ。佐久山の余一温泉やきみのゆを筆頭に、いつものよく通るという近隣の温泉に入ってみて、そこと比較して遠方の風情ある露天風呂に感慨深く入浴するというのがいいような気が、なぜか最近するのだ。ここ2日ばかり遠方にばかり行っていたからそんな気持ちになっているんだろうなぁとも思う。しかし、以前出かけた塩原の元湯温泉のえびすやなどは、近隣の温泉でありながらかなりよい温泉だった。ちゃんと身近なところを知ることも、平行してやった方がいいのだろうな、と、ちょっと近所を見直しつつある今日この頃だ。有料の近隣の温泉を見直してみよう。(でも行く時はバイクじゃなくて車になるだろうなぁ。近すぎてバイクは恥ずかしいし。)
プチツーリングが、だんだん温泉報告レポートになりそうで、本人としてもほほえましく少々悩んでいる今日このごろである。 でも、木賊温泉はいつまでもマイブームの露天風呂としておきたい。あそこはいろんな思い出もあって純粋に好きなのだ。今後、近隣の温泉を周りながら、木賊温泉の良さを再認識するようになったら嬉しいと思っているし、そうであればなおさらバイクで出かけるのも嬉しい遠出となると思っている。