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コロナ感染対策、複数の対策実施呼びかけ

2020-04-10 22:30:33 | 社会政治
コロナ対策に関して、政府や,自治体の長から、「3密を避けよ」ということばかり強調されて言われているが、その他の事がおろそかになっていないだろうか。3密を避けることは最重要には違い無いが、不特定多数の人が頻繁に手を触れるモノに対してこまめに消毒することを、忘れていないだろうか。これは、3密回避と同じくらい重要な対策である。コインや紙幣は、みんなが触るモノ。自分の手元に来る前に感染者が触ったモノかも知れない。お店の階段やエスカレータの手すり、エレベータのボタン、感染者が触った直後かもしれない。もしそれで感染したら、「感染ルートが分らない」というケースになるだろう。あまりにも無防備の様に思う。マスコミも、三密ばかり強調して、他の対策への言及がなおざりになってはいないだろうか?手の消毒は半分ぐらいしか言われてないのではないか。さらに手の消毒だけでは無くて、手で触るモノの方の消毒も頻繁に行うように言うべきではないだろうか?

ちょっとロジカルな思考。
3密というのは、OR(すなわち足し算)である。密閉、密集、密接、3つが一緒にならないと感染は発生しないということではなくて、そのうち一つでも感染は-起きる。大雑把に言うと、「3密状態に身を置くことは、個々の密の確率を3つ足したぐらいに感染確率が高くなる」ということではないかと思う。別な言い方をすれば、3密の状態に置かれた場合の感染確率は、最初密閉のところに行って、次に密集のところに行って、最後に密接のところにいった場合の感染確率と、まあ同じだろうということではないか。すなわち「3密」のところでの感染確率は、個々の三つのところに行ったときの感染確率の足し算ということになると思います。
今度は掛け算の話。
「3密を避ける」対策と、「消毒をする」対策を行うとどうなるかというと、それぞれ独立している対策なので、掛け算で感染確率が減らせるということです。
「3密を避ける」という対策が、それ単独で感染率を1/3に出来るとしましょう。これとは別に「消毒する」という対策単独で感染率を1/2に出来るとしましょう。では両方の対策を同時並行で行った場合、感染率はどうなるかというと、1/3×1/2=1/6に出来るということになります。さらに別な追加の対策を同時並行的にやると(1/2とすれば)、1/3×1/2×1/2=1/12になるということです。これは大雑把な話なんだけど、事象的に独立した対策を複数行っていくことが、感染確率を莫大に減らすことになるということです。
自治体の首長やマスコミが、「3密、3密」と一つの対策ばかりに力を入れて主張報道しているようですが、いろいろな対策を同時並行的に行うことが、感染確率を劇的に減らすことにつながるのだということ認識すべきです。
上の議論は大雑把で、いろいろ質問されちゃいそうですが、厳密には、いろいろな事象が絡み合っていて、単純なロジックは成立しないと思います。しかし、こういう感覚を身につけておくと感染対策に効果が上がると思います。


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