半澤正司オープンバレエスタジオ

20歳の青年がヨーロッパでレストランで皿洗いをしながら、やがて自分はプロのバレエダンサーになりたい…!と夢を追うドラマ。

ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)第131話

2019-05-30 10:00:48 | webブログ
おはようございます、バレエ教師の半澤です!

皆様、手術も無事に終わり、ようやく大阪のスタジオに帰って来ました。
皆様、これからもまた頑張ります。どうぞ応援、そして叱咤、激励を
どうぞよろしくお願い致します。

残念ではありますが、今月をもって、キッズクラス、そしてジュニアクラス(小学生)
は閉鎖します。短い期間ではありましたが、またの機会に向けて視野を開いていきます。


通常の平日は朝は11時から初中級レベルのレッスン、夕方5時20分から初級レベルの
レッスン、夜7時から中級レベルのレッスンがあります。
皆さま、お待ちしております!

インスタグラム https://www.instagram.com/hanzawashoji_openballet/?hl=ja
ホームページ半澤正司オープンバレエスタジオHP
(オフィシャル ウエブサイト) オフィシャルサイトハピタス
その買うを、もっとハッピーに。 | ハピタス
皆様、2019年12月26日(木)に私の発表会があります。
もし、良かったら出演してみませんか?バリエーションでも良いですし、
グランパドドゥでも良いですよ!もちろんコンテンポラリーでも
良いですし、オペラでも舞台で歌います?
どうぞ、どんどん出演してください。
私のメールアドレスです。
rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp
http://fanblogs.jp/hanzawaballet3939/
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創業36年、本場博多のもつ鍋・水炊き専門店【博多若杉】


連絡をお待ちしてますね!!

Dream….but no more dream!
半澤オープンバレエスタジオは大人から始めた方でも、子供でも、どなたにでも
オープンなレッスンスタジオです。また、いずれヨーロッパやアメリカ、世界の
どこかでプロフェッショナルとして、踊りたい…と、夢をお持ちの方も私は、
応援させて戴きます!
また、大人の初心者の方も、まだした事がないんだけれども…と言う方も、大歓迎して
おりますので是非いらしてください。お待ち申し上げております。

スタジオ所在地は谷町4丁目の駅の6番出口を出たら、中央大通り沿いに坂を下り
、最初の信号を右折して直ぐに左折です。50メートル歩いたら右手にあります。

連絡先rudolf-hanzanov@zeus.eonet.ne.jp

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ブルーカーテンの向こう側…(男バレエダンサーの珍道中!)
平和的な関係
第131話
翌朝、ショージが性懲りも無く劇場の関係者入口に
来ると、もう爺ぃ4人は何も言わないし、ショージも
潜り込もうとはしなかった。彼らとも平和的な関係を
保ち、入り口でワシリエフ氏を待つ事が出来た。

そしてある程度時間が経った時に、メルセデスに乗って
現れた金髪の男性、世紀のスーパースターダンサーの
ウラディーミル・ワシリエフ氏!

「やあ、ショージ、昨晩は悪かったな!忘れた訳では
ないのだよ…どうしても行かなければならない用事が
出来てしまってね…」ショージはワシリエフ氏の顔を
見た瞬間に嬉しくなり、緊張も解けて「いえいえ、
僕の方こそお忙しい時にとんでもない事をお願い
してしまい、申し訳なく思っております…」
頭をペコッと下げると「ちょっとそこで待っていて
くれ給え、今すぐに君の為の手紙を持って来るから…」
そしてワシリエフ氏は劇場内へと消えて行った。

1987年12月27日 感謝を忘れない

暫くするとワシリエフ氏が再び現れて、「さ、これを
君に渡そう!いいかい、君が本当に願えば、必ず君の
夢も叶うに違いないから頑張りなさい!じゃ、私は
忙しいから行くぞ…」ショージの胸がこれほど一杯に
なった時は未だかつてなかった。異国人のショージの
ような者に、ボリショイの神様が同じダンサーとして、
そして同じ人間として人の温かみを教えてくれたのだ。

ショージは深々と頭を下げ、「スパシーバ、スパシーバ 
ボリショイ!」(ありがとうございます)ワシリエフ氏の
笑顔がいつまでも目に焼き付いた。ピタッピタッと歩いて
行く美しい後姿に見惚れた。

ショージは封筒を見るとその表には堂々と「ウラディー
ミル・ワシリエフから、ショージ・ハンザワへ」と書か
れてあり、中を開いて見れば素晴らしく美しいキリル文字の
流れる様な文体で文字が綴られてあった。やはり、これも
ショージには読めなかった。

丁度その後に、もう1人の神であるミカエル・ラブロフ
スキー氏も現れ「おー、お早う!誰かを待っているのかい?」
ショージは再び頭を下げると「ワシリエフさんからこれを
もらうために待っていたのです。」持っていた推薦状を
見せると「うん、これは素晴らしい推薦状だな…よし、僕も
ここにこうして名前を書いてあげよう!ロシアに来れると
いいな!」

ラブロフスキー氏は持っていたペンで紙に自分のサインを
書き込んだ。ラブロフスキー氏は颯爽としていて、すっと
ショージに手を出し、握手をすると「じゃあ!」また
劇場内にやはり入って行った。
(つづく)
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