夏休みとコロナ（少し加筆しました）

 

４月の緊急事態宣言は、５月の大型連休での人の移動による感染爆発を恐れた部分は大きかったと思う。

だが、緊急事態宣言が解除されてから、またジワジワと都心では感染者が増えている。

とはいえ、それはある程度予測できたこと。

だた、感染者の増加が思ったよりも多くなってくると、怖いのは今度は夏休み。

 

夏休みというのは、GWよりも期間が圧倒的に長い。少なくても学生はそうだ。

５月のGWはせいぜい１週間～１０日間ぐらいでの期間での人の移動が恐れられたが、夏休みとなると、その長さははるかに長い。

春先に閉鎖していた学校では、夏休みを短縮した学校もあるようだし、また北国では元々夏休みが他の地方よりも短い場合もある。

でも、全体的には、GWよりも夏休みのほうが長いのは確かであろう。

 

感染者が増えた状況で夏休みに入ると、せっかく地方では感染者を抑えられてきてるのに、夏休みの移動でまた全国に広がってしまう恐れがある。

 

４月の緊急事態宣言が５月のGWをにらんだものだったとしたら、感染者の増え方によっては、今度は夏休みをにらんだ緊急事態宣言が出てもおかしくなくなってしまう。

それを防ぐためには、各自がコロナに感染しないように努力するしかない。

客の立場もそうだが、客商売をする人たちも。

 

じゃないと、・・夏休みをにらんだ長い緊急事態宣言を出さざるを得ない事態になってしまってもおかしくないような・・。

 

だとすると・・

テレワーク、オフピーク通勤などを緩めてる場合ではないし、各店舗はコロナ対策を甘くみてはいけないのだろう。

もっとも、たいがいの店は、自分の店からクラスターが発生するのが怖いから、しっかり対策してると思うけどね。

どの店だって、自分の店からクラスターが発生したら、そのあとの営業活動・商売に響くものね。

それが現実だと思う。

 

特に・・東京！！！

 

 

私が地方在住の人間だとしたら・・・

「せっかく他の地域では抑え込めているのに、東京だけ何をやってるの！？」

「もっと学習してほしい・・」

などと思ってしまいそうだ。

でも、悲しいかな地方在住ではなく、東京人である私・・・。

自分の中でジレンマがある。

現状では、東京は日本のコロナ状況改善の足を引っ張りまくっているとしか思えないから。

日本のコロナ状況は、東京のコロナ状況が改善しない限り、収束には向かわないと思う。

人口の多い東京から地方に移動する人は多いし、地方から東京に出る人も多いことを考えると。

 

東京在住の立場としては、感染を抑え込めてる地方の人ほど、現段階では東京観光はまだしばらく様子見したほうが無難に思えている。

東京観光にぜひ来て下さい、、、とは、まだ迂闊には言えない。

東京観光の土産がコロナ菌、、、なんてことにならないためにも。

 

緊急事態宣言や東京アラートも解除され、県またぎの移動も緩和され、それがきっかけとなって人も企業もコロナ前の状況に一気に戻そうとしていないか？　、、、それが心配。

 

 

とりあえず、、、やっかいなのは、これという心当たりがないにもかかわらず、いつのまにか感染してる場合かあるということ。