時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

南鳥島への思い(日本の東の果て)

2008年01月18日 | 

現在の日本の東端・・というと、どこを連想するだろうか。
本州ならさしずめ犬吠埼だろう。
ならば日本の最東端といえばどこを連想するだろうか。
一般的には北海道の納沙布岬を連想する人が多いのではないだろうか。
いや、最東端は北方領土だ!と主張する人もいるだろう。

ところが、実は現在の日本の国土の最東端はそこではない。
それは、もっと、もっと、遥かな東の果ての海上にある。そう、島だ。
それは、北海道の納沙布岬とは比較にならないくらいの「東の果て」だ。「東」の次元が違うって感じ。

その島は、小笠原諸島に属する島で、その名は、人呼んで「南鳥島」。
小笠原自体内地からは遠いのだが、この島は、所属する小笠原エリアでもけっこう離れている。

現在、無人島かと思いきや無人島ではない(まあ、無人島だった時代はあるけど)。
だが、一般人は行けない。定住者もいない。
島には気象庁、海上保安庁、海上自衛隊の施設があるだけの小さな小さな島。その施設の職員だけが、交代交代で駐在してるのだろう。
この島に赴任して一時的にでも駐在してる人は、こういう島ではどんなことを感じるのだろう。
どんな気分になるのだろう。そんなことを考えると、興味津々なのだ。
島に届く物資は、どれもが貴重なんだろうなあ。


この島の特徴は、なんといってもその形である。
一度見たら忘れられないような形をしている。

というのも、ほぼ正三角形なのだ。まるで人が作ったような、見事な正三角形。計ったようでもある。
奇跡のような島にも見える。

で、一辺は2キロたらず。最高標高に至っては、たった9メートルだという。
広大な太平洋の中にあっては、米粒にも満たないくらいの小さな島。それが南鳥島だ。

空撮写真を見るとハッキリ分かる、その見事な三角形ぶりは、見る人の心に焼き付くことだろう。
島には、小さな小さな飛行場がギリギリで存在してる感じだ。
調べてみると、戦争時には一時アメリカに占領されたこともあるそうだ。

この島は長年の間、気になっている。
だが、小笠原にすら中々行けない自分の状況では、この南鳥島に行ける機会はまずない。
ましてや、一般人は行けない島ということにされていては・・ね。

でも・・・いつか一度でいいから行ってみたい。島に泊まれなくてもいいから。
一度上陸してみたい。この足で。

昨今、海の水位があがって、世界で色々問題もおきている。
水位があがったせいで、水没してしまうと言われてる島国国家もある。
このいままいったら、この南鳥島もいつか島の大半の部分が水没してしまう時代がやってくるのだろうか。


だから、やはり・・・一度行ってみたいと思うのだ。


南鳥島とは、こんなところです。
   ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/南鳥島#.E6.AD.B4.E5.8F.B2

いかがでしょう?
何か感じるもの、あると思いませんか?

こういう島の存在を知ると、今更のように「日本は海洋国家なんだなあ」と思ってしまうわけなのです。












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