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私がNHKの朝の連ドラを習慣的に見るようになったのは「ゲゲゲの女房」以後だ。
「ゲゲゲ」の場合は、元々私は水木しげる先生の大ファンだったし、奥さんの著書「ゲゲゲの女房」という本も読んでいたので、その連ドラ版が放送された時は、かなり気になっていた。でも、ドラマの序盤のほうはあまり見てなかった。つい見逃してしまうことが多くて。
それは自分の中で朝の連ドラを見る習慣がなかったからだと思う。
でもやがては、毎日見るようになってしまった。その時、初回から見ておけばよかったと後悔したほどだ。
「ゲゲゲの女房」という連ドラを見続けるうちに、それがいつしか私のサイクルの中で定着してしまった。
で、なんとなく、そのまま連ドラを見続けることになり、今に至っている。
なので、「ゲゲゲ」以後の連ドラは基本的にどれも最初から最後まで見ていることになる。
「ゲゲゲ」以後これまでにどんな連ドラが放送されてきたのか、ちょっと調べてみた。
以下「ゲゲゲ」以後の連ドラ放送リスト。
- ゲゲゲの女房
- てつぱん
- おひさま
- カーネーション
- 梅ちゃん先生
- 純と愛
- あまちゃん
- ごちそうさん
- 花子とアン
- マッサン
- まれ
- あさが来た
- トトねえちゃん
- べっぴんさん
- ひよっこ
- わろてんか
- 半分、青い
- まんぷく
- なつぞら
- スカーレット
- エール
- おちょやん
- おかえりモネ
いやはや、けっこうな数の連ドラを最後まで見ていることになる。
連ドラというのは連日放送されるので、自然とテーマソングも覚えてしまう。
何作も前のテーマソングだと、すぐには思いだせないかもしれないが、少し流してくれれば「あ、これか」という感じで思い出せる主題歌は多いはず。
まあ、放送が終わって、一定の期間がたってしまうと、すぐには思いだせない主題歌も出てくるのは仕方ないか。
でも、中にはピンポイントに覚えている主題歌もある。
朝ドラの主題歌を担当するミュージシャンにとっては、自身の作品が朝ドラの主題歌に使われるということは光栄なことであろうし、絶好のアピールの場所でもあると思う。
なので、どれも力作だったと思う。
上記の朝の連ドラの主題歌のうち、私の心に一番残っている曲はどれだろう・・・と考えてみた。
すぐに1位は答えが出た。そこに迷いなし。
中島みゆきさんの「マッサン」の主題歌「麦の唄」。
私の中では、これは断トツ。歌はもちろん、映像もかなり思い出せる。
オープニング映像には、ちょっとあの名作映画「風と共に去りぬ」を彷彿とさせるようなカットもあったように思え、そのへんも特に私の心に残っている。
ともかく、映画音楽みたいなスケール感、広がり、サウンド・・・などなど絶品だったと思う。
たからかに歌いあげるみゆきさんのボーカルは、歌詞を大事にするみゆきさんらしく、歌詞も聞き取りやすかった。発音も、ブレスの入る箇所も、歌い方も。くっきりして、ゆったりとしたメロディーも覚えやすかった。
この年、大みそかの紅白歌合戦にみゆきさんは出演され、「麦の唄」を歌ったのだが、その時も素晴らしかった。
ドラマで主役を演じたシャーロット・ケイト・フォックスさんが会場でこの歌を生で聞いてて、・・・涙ぐんでるようにも見えた。
この曲は今でも定期的に聴き返したくなるし、聴くと今でもグッとくる感動の1曲。
「マッサン」というドラマがなかったら、この曲は生まれなかったと思うのて、「マッサン」というドラマがあってよかったと思う。
また、連ドラを見続けるきっかけになった「ゲゲゲの女房」の主題歌「ありがとう」も私の中で「きっかけ」として印象的だった。歌ったのは「いきものがかり」だった。
あとは、「カーネーション」で椎名林檎さんが歌った「カーネーション」、「あさが来た」でAKB48が歌った「365日の紙飛行機」、「ひよっこ」で桑田佳祐さんが歌った「若い広場」あたりも好みで、映像を見なくても、曲を思い出せる。
インストの主題曲では「あまちゃん」の主題曲もよく覚えている。
そう、思い返すと、良い曲や印象的な曲はさすがに多いね。
でも、やはり私にとって1位は「マッサン」の「麦の唄」かなあ。
もう、これは好みとしか言いようがない。
みゆきさんはこの仕事のオファーが来た時、自身の曲は朝ドラには向いてないのじゃないか・・と思ったらしいが、ご本人いわく「可能な限りさわやかに作りました」ということで出来上がった「麦の唄」は、やはり素晴らしかった。
今思いだしても、そう思う。
バグパイプのサウンドが出てくる点など、みゆきさんの曲の中でも特徴的な曲のひとつではないか。
個人的に私はバグパイプの音が好きで、バグパイプの曲を集めたコンピレーションアルバムを買ったこともある。
かつて、自分の自作曲の中にもバグパイプを導入することを想定して作った曲もあったくらい。
私がバグパイプの音に惚れ込んだきっかけは、ポール・マッカートニー&ウイングスの「夢の旅人」や、マイク・オールドフィールドのアルバムからの影響が大きかった。
そんなバックボーンが、私が「麦の唄」に惚れ込んでる理由のひとつになっていると自分では思っている。
ちなみに、ユーミンさんの「春よ、来い」なども曲としてはかなり好きなのだが、いかんせんそのドラマが放送されてた頃は私は連ドラを見る習慣はなかった。
もし「春よ、来い」もドラマを見ていたら、ユーミンさんの主題歌も私の中で相当上位に来そうではある。
もしかしたら、私の中でみゆきさんの「麦の唄」と接戦を繰り広げたかもしれない。
このへん、さすがJポップの女帝ふたり(もっとも、みゆきさんもユーミンさんも若い頃はニューミュージックというカテゴリーで呼ばれていたが)。
さて、今後の朝の連ドラの主題歌で、私の中で「麦の唄」を越える曲は出てくるかな。
それは今後の楽しみということにしておこう。
朝の連ドラの歴史は、私にとっては、出来のよい主題歌の歴史でもある。
貴方の「朝の連ドラの主題歌」の中での1位曲は、どれだろうか。
https://www.youtube.com/watch?v=FSsGY_mLjwI
にゃっぷーも昔は観ていましたが最近?ではゲゲゲからです。
サントラも買い、それを聴きながら島根と鳥取に行き、夫妻の生家他、色々見てきました。
トータルではやはりゲゲゲが一番かな。
他に特に好きなのは
てっぱん
おひさま(おひさまとてっぱんは珍しく曲だけでしたが、、おひさまは途中から平原綾香の歌が付きましたね)
ゲゲゲの女房は、私が朝の連ドラを毎回見るようになる習慣を私に与えたドラマでした。
境港には私も行ったことがありますが、もちろんそれは私が水木ファンだったからでした。
ゲゲゲの女房のドラマや本が世に出る前でした。
でも、にゃっぷーさんみたいに水木夫妻の生誕地までは行ってないです。
ゲゲゲの女房のドラマは、相当にゃっぷーさんにとって大きな作品だったんですね。
てつぱんは尾道が舞台で、おひさまは確か安曇野が舞台だったような…。
そうそう、どちらも主題歌はインストでしたね。
セットの家もありました。
本当にいかにもセットという作りの家でした。
安曇野のあの清流は、私の心にも印象深く残ってます。
いつか行ってみたいです。
ロケ地に作られたセットの家は、ドラマが終わると寂れていくので、仕方ないですね。
私が「北の国から」のセットの家を富良野で見た時もそうでした。
優しい時間の時も北海道に行きました。
その頃、たまたま清里にハマっていて北海道を思わせるとこれはがあり、更にドラマのこともあり、その後数年間夏休みは北海道に行っていました。最初は東京から新潟まで行きフェリーで小樽まで、後に移動時間を考慮して、飛行機とレンタカーにしました。
森の時計で、珈琲豆もひきましたよ。
ただ、おひさまの家は本当によく昔ドラマやアニメとかででしょうか?いかにも前から見た外観だけのセットってわかるでしょうか?
表だけで、裏は支えだけみたいな。
そんな感じだったんです。
たいていは最近のドラマは内装はスタジオで、外観は実在の建物を使うことが多いような気がするので。
安曇野はそれ以前から行くことがあり、大王わさび農場はお気に入りの場所ではありました、
不勉強ながら、そのドラマは知りませんでした。
清里!
実は昔、親が清里に別荘を持ってたことがあり、私も何度か行きました。
北海道も私は大のお気に入りで、何度も行ってます。
私が北海道に行く時は、いつも飛行機です。
旅の日程は限られてますし、現地での滞在時間を多くするために、飛行機でした。
時間があれば、ゆったりと船で行ってみたいものです。
外観だけのセット、だいたいわかります。
現物を見たら、少し拍子抜けしそうですね(笑)。
安曇野にも、いつか行きたい…と思いながら、つい上高地に行ってしまってます(笑)。
家の前には看板があり、「そっとしておいてあげてください」と書かれており、中に入ることはできなかったようです。