時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

Amiさんのライブ、再び「晴れたら空に豆まいて」にて。

2008年06月01日 | レビュー(テレビ、ゲーム、本、映画、その他)
Amiさんのライブを見に、代官山「晴れたら空に豆まいて」に行ってきた。
この店に行くのは2度目。
1度目に行った時も、Amiさんのライブを見るためだった。

結論から先に言うと、掛け値なしに素晴らしい出来栄えのライブだった。

ともかく、心地よい。

Amiさんの音楽性には、根底にアメリカンロックを感じるのだが、それだけでは終わってはいないところに、独自性がある。
エスニックな味、トロピカルな味がブレンドされてるのだ。

アメリカンロック特有のカラッとした感じ、広がり、おおらかさ。
それに加え、エスニックな味付けのサウンド、トロピカルなリラックス感が加わり、たまらない世界観がある。

楽器編成やアレンジのさじかけげんが絶妙。

個人的には、今の編成に更にフラットマンドリンやアコーディオンが入ったサウンドがイメージとして頭に広がった。
きっと似合うと思う。

ハーモニカの感じなどは、どこかアコーディオンを彷彿とさせるものがあって、イメージが広がる演奏ぶり。

ギターも的確で安心して聴いてられる。

パーカッションが二人いたのだが、この二人のパーカッションがツボを心得ており、ここで入れてほしい・・と思うところに、ツボを押さえた音が入ってくる。
繊細かと思えば、ユーモラスな演出も心得ており、本当にセンスがいい。
曲やAmiさんの狙う音楽を消化し、理解してるという感じがよく出ており、いメンバーが集まったもんだなあ・・と感心。


で、それにAmiさんの心地よいボーカルかかぶってくる。

絶妙。

聴いてると、映像が浮かんでくるようなサウンドだ。

リラックスした感じ・・というと、へたしたら眠くなってくる場合もあるのだが、Amiさんのライブには、それがない。
リラックスしながらも、ちゃんとリスナーを飽きさせないようになっているのだ。


前回もそうだったが、この日もたくさんのお客さんで店内が埋まった。
この集客力もすごい。


前回のライブは1部と2部に分かれていた。
今回もそうなるのかな・・と思ったら、ぶっつづけのステージだった。
アンコールを含めれば2時間くらいやってたのではないだろうか。

でも、最後まで心地よく、飽きなかった。

前半は、バックに波の音でも聞こえそうな、おおらかな楽曲が並び。

終盤は16ビートのリズムを強調した、ゆったりとした中にも緊張感のある楽曲が並び。

途中、私の大好きなビーチボーイズのカバーが2曲ほどあった。それまたビーチボーイズファンとしては嬉しかった。
カバー曲は、「サーファーガール」と「ファンファンファン」だった。
そういうカバー曲をAmiさん流にアレンジしてるのだが、しっかりAmiさんの歌になっていた。アレンジしているのだが、そこにイヤミがない、自然なアレンジ。
まるで、彼女の自作曲のように、こなれた自然さ。


本人は「緊張した」と語ってたが、なんの&なんの。
余裕する感じる出来だったと思う。

ライブが終わった後も、心地よさが私の心や体に持続していた感じで、何やら幸福感に包まれてるような気がした。


一言で言うと、お金を払って見るにふさわしい、素晴らしいライブだった。

見たことがない人に、安心してお勧めできるライブでもあった。




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