時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

人材流出の怖さ

2009年03月03日 | 日々の、あれこれ
まれにみる世界的不況の中、閉店する店も増えてれば、倒産する企業も増えている。
仕事を失う人も増えてるし、人材流出する企業も増えている。

今は、贅沢品や趣向品の売れ行きは、特に落ち込んでいるのだろう。

私が好きなギターや旅関係のことも気になってくる。

高級ギターは贅沢品であり、旅はレジャー。

正直、それが無いと生活していけない・・という存在ではない。

だから、そういう趣向品やレジャーにお金をかける人は減っているだろう。

となると、ギターメーカーも、お気に入りの宿なんかも、営業的・利益的にたちゆかなくなっていく場合は多いのではないだろうか。

すると、つぶれるギターメーカーや宿もあるだろう。

つぶれないまでも、存続のためには人材の流出は多いにありうるだろう。


そうなっていってしまった場合・・・.


いつか、景気が多少今より上向きになってくることはあるだろう。

またいつか景気が回復することもあるだろう。

現時点でその展望が中々見えづらい・・・ってのがやっかいだが、いつか景気が回復した時、この不況の中で倒産したメーカーや宿、もしくは人材が流出してしまったメーカーなどは、どうなっているのだろう。

例えば、優秀な職人が減っていってしまったメーカーは、過去の品質を取り戻すのは大変なのではないだろうか。

つぶれてしまった宿などは、もうどうしようもない。
仮に、別の経営者が引き継いだとしても、経営方針は変わってしまっている可能性はある。

そうすると・・・.


この不況の中、存続というものは大変であるに違いない。
でも・・いつか景気が回復した時のために、例えば今は給料を皆少しずつでも下げることで、人員カットによる人材流出の怖さは乗り切ってもらいたい。
一部の人の収入を守るがために、その結果人材流出になってしまわないようにしてもらいたい。

景気が回復した時に、悔やんでも遅いのだから。
共に、辛い時代を乗り切ったという結束や連帯感は大事だし、それはその会社の将来にきっと役立つと思う。
長期的には。


・・・まあ、それは分かっていても、現状を乗り切れない「やむをえない」場合はあるのだろうが・・・。

これは、ギターや宿に限らないことだろう・・・。

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