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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ホワットエバー・ウィー・イマジン  by  デビッド・フォスター

2022年06月30日 | 音楽全般

 

WHATEVER WE IMAGINE  by David Foster 

 (一応「恋のイマジネーション」という邦題もつけられてるようだ)

 

この曲は私はこの曲が入っていたアルバムをレンタルショップで借りて、カセットにダビングして入手。

レンタル屋で借りた期間は1泊だけなので、この曲の入っていたアルバムのジャケットの印象はあまりない。

しかもそのアルバムのタイトルもはっきりしない。

なにせ、そのカセットが今では家の中に見当たらないから。

実はこの曲のタイトルすら、誤解して覚えていた。

それゆえ、中々ネット上でこの曲を探し出せないでいた。

とりあえずデビッド・フォスターの曲であることはわかっていたので、それをベースにあれこれアンド検索を繰り返し、やっとこさこの曲の正しいタイトルをつきとめることができた。

もっと早くこの曲を当ブログで取り上げたかったのだが、やっと取り上げることができる。

ネットで得た情報によると、どうやら私が借りて入手したアルバムタイトルは「ザ・ベスト・オブ・ミー」というアルバムだったようだ。

 

昔我が家にはダビングカセットデッキがあり、テープからテープへのコピーも可能だった。

その機能を活かして、レコードだけでなくカセットからも曲を選択して、1本のカセットに編集することができた。なので、自分のお気に入りの曲だけを集めたオリジナルベストヒットカセットを作ることもできた。

 

この作業が楽しくて、多数のオリジナルベストヒットカセットを作ったものだった。

 

で、そのオリジナルベストヒットカセットには、デビッド・フォスターのこの曲も入れていた。

 

当時よく買ってたFM雑誌などには、付録でカセットテープ用のジャケットがつけられていた。デザインは多種類あり、イラストのジャケットもあれば、町の風景もあれば、自然風景のジャケットもあった。

デビッドフォスターのこの曲が入ったカセットには私は、どこかの外国の雄大な山の写真のジャケットを使っていた。その山の名前ははっきりしないが、確かその山の朝の風景だったと思う。

なので私にとってフォスターのそのアルバムのジャケットは、雄大な山の朝の風景がジャケットとして心に刷り込まれていた。

オリジナルのアルバムのジャケットではなく。

どこかに旅して、雄大な山の風景を目にした時、この曲が心に流れることがある。

たいがいそんな時は、晴れていて、まわりには広がった風景がある時。そしてそのアングルの中央には雄大な山があって。

 

この曲は本来はラブソング系として作られた曲なのだろうが、私の中ではこの曲の広がりやさわやかさからいって、どうも雄大な自然風景が浮かんできてしまう。

結婚式などのBGMにも合うとは思うが、雄大な自然風景のBGMにもよく似合うと思う。

個人的には、軽音楽としても聴けそうな曲ではある。

 

この曲はフォスターのアルバムの中でも特に個人的に気に入った曲で、このメロディラインは深く深く私の心の中に染み込んでおり、ある意味私のベーシックな曲のひとつなのかもしれない。そう、「心の曲」の中の1曲かもしれない。

というのは、家でギターを手にして単音でリードギターをポロポロ弾いてる時、無意識のうちにこの曲のメロディを弾いてたりする。

しかも頻繁に。

 

 

さて、この曲の作者、デビッド・フォスターといえば。

ポピュラーソング界においては、超ド級の存在である。

楽曲提供やプロデュースで、キラ星のごときミュージシャンと関わってきている。

マイケル・ジャクソン、マドンナ、ホイットニー・ヒューストン、セリーヌ・ディオン、シカゴ、アース・ウインド&ファイヤー、その他大物ミュージシャンの名前がズラリとあがる。

それ以外でも、オリンピックの公式テーマ曲を何度も担当。

グラミー賞の受賞歴はなんと!15回にも及ぶ。

 

アメリカ人かと思いきや、実はカナダ人らしい。

だとするとカナダの生んだ、世界のポピュラーソング界の重鎮と言える。

 

フォスターの曲に関しては、タイトルと楽曲が一致しなくても、曲を聴けば「あ、この曲か!」とか「え?これもフォスターの曲だったの?」などの反応を示す人はきっと多い筈だ。それほど名曲や有名曲は多い。

 

今でも色々な番組などで、BGMとして使われてる曲も多いし。

 

フォスターの曲を聴いてると、どこか軽音楽みたいな感じもあり、上品で美しいメロディが多い。そう、甘美なメロディなのだ。

様々な名誉ある賞を受賞しているのはダテではないのだ。

彼の曲はロックバンドにカバーされてることもあるが、私のイメージではバラード系の曲が多い感じ。

 

で、今回とりあげているこの曲は、フォスターのインストバージョンだが、この曲はジェームス・イングラムによってボーカル曲としてカバーされている。

私はイングラムのボーカル入りバージョンの存在は最近まで知らなかった。

聴いてみたら、イングラムのバージョンもすごく気にいった。

甲乙つげがたい良さがあるが、私にとっては長年デビッド・フォスターのインスト曲として心に刻んできてあるので、馴染みと言う点ではやはりフォスターのバージョンの方がしっくりくるかな。

 

ボーカルバージョンだと、やはりラブソング的な印象が強くなる。

でも、私にとっては、朝の雄大な山の景色が見えてくる個人的なイメージバージョンのほうが強い。

 

 

どこかの地方に電車で旅してる最中、よく晴れた日に雄大な山が見え、そのバックに空が広がってる風景を見ると、ちょくちょくこの曲を思い出していた。

甘美なメロディで、耳触りがよく、心地よい。刺激的なロックなどとは対極にある曲だが、こういう曲もまた私のベーシックな一つであるのは確かだ。

 

 

ただ・・・とりあえず、「恋のイマジネーション」という邦題は・・・ちょっと口に出していうのが恥ずかしいかな(笑)。

その辺、なんとかならなかったのかな・・。

 

まあ、原題で呼んでいればいいのだろうけど。

「ホワットエバー・ウィー・イマジン」と。

 

 

 

 

 

 

 


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